小川洋子さんの小説「博士の愛した数式」は事故で新しい記憶が
80分しか持たない数学者のお話し。
忘れない様に書く膨大なメモ。
そんな博士と親しくなった母子の心温まる小説だそうだ。
あるホ-ムで一人の男性がノ-トに何か書き始めた。
「記憶が30分しか持たないので---------」と。
症状が出た時絶望し”死”を選ぼうと。
薬を飲んだか、食事をしたのか総て忘れてしまう。
しかし、書く事で彼は生きる事を選んだ。
「”全部金の思い出”読み返してはこんな人生生きているんやと、
いつも感動する」。
我が身にどれ程の思い出と経験が蓄積されていく事だろう。
今日一日のペ-ジにあなたはなにを書き込むのでしょう。