名門の家に生まれ、フランスに城を持ち両親の愛に包まれて
育った子供時代。彼の名は”ロ－トレック”。父親は”小さな宝石”と言って溺愛。
父親は絵を描き、狩の獲物でパ－ティを開く。
その影響でロ－トレックは美食家で料理上手に。
食事と生活を楽しんだその環境が彼の性格を作った。
しかし、不幸が彼を襲う。１３歳の時の転倒が原因で足の成長は止まる。
身長１５０センチ。彼はこんな事を言っている。
「もし、僕の足がもう少し長かったら絵は描かなかった」と。
そんな彼は一族の中での居場所を失う。家を出１８歳の時パリに向かう。
画塾に入り絵の世界に入っていく。そして、夜は酒場に通う。
モンマルトの夜”踊る娼婦”を描いていく。
喧騒の中での観察者、それが”ロ－トレック”彼は人間のかげりを見逃さない。
酒場での酒が身体を蝕み波乱の人生を送った。
しかし、”ロ－トレック”のポスタ－は永遠に世界の人々の心を楽しませてくれる。