岩手県大槌市にその「風の電話]はありまました。
ある壮年が17年前に岩手県に移住し、亡くなった自分のおいごさんに、話しをしたくて
白とグリ-ンのノスタルジゥクな電話ボックスを造りました。
自分の土地のの庭に。それは5年前の災害の前年でした。
しかし、災害の後には、心の傷をしょい切れない人が大勢になって-------。
壮年は、自分の為の「風の電話」を人々の為に開放しました。
ボックスの中は電話線のない”黒の電話機”
壮年は「線が無くても風が運んでくれる」と思ったと。
一人、また一人と訪ねてきます。そして、沈黙の後、涙と共に相手のない会話が始まるのです。
一方通行の---------。でも、胸の思いを吐き出して心は軽くなります。
「風の電話」は”心の栄養””心の勇気”になっています。
”話す相手”がいるという事はどんなにか幸せな事でしょう。
”幸せ”は当たり前の平凡な生活の中にあると思います。