マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

風の電話

2016-06-07 10:38:00 | Weblog
   
   岩手県大槌市にその「風の電話]はありまました。

  ある壮年が17年前に岩手県に移住し、亡くなった自分のおいごさんに、話しをしたくて

  白とグリ-ンのノスタルジゥクな電話ボックスを造りました。

  自分の土地のの庭に。それは5年前の災害の前年でした。

  しかし、災害の後には、心の傷をしょい切れない人が大勢になって-------。

  壮年は、自分の為の「風の電話」を人々の為に開放しました。

  ボックスの中は電話線のない”黒の電話機”

  壮年は「線が無くても風が運んでくれる」と思ったと。

  一人、また一人と訪ねてきます。そして、沈黙の後、涙と共に相手のない会話が始まるのです。

  一方通行の---------。でも、胸の思いを吐き出して心は軽くなります。

  「風の電話」は”心の栄養””心の勇気”になっています。

  ”話す相手”がいるという事はどんなにか幸せな事でしょう。

  ”幸せ”は当たり前の平凡な生活の中にあると思います。