「ダルク」------この言葉を私は知りませんでした。
1985年に薬物依存者達が”クスリをやめたい”と、東日暮里の倉庫で
共同生活を始めたのが始まりだ相です。独立採算の民間リハビリ施設です。
強制は無く、毎日のミ-ティングで自分の体験を話す事。
当事者達は、多くが幼少期に虐待、性被害と深い傷を負っています。
依存症は病気でなく、コントロ-ル障害だそうです。
どんなに厳しくても、自分と向き合う自己治療。
一番難しい問題解決、それは、自身との戦いに勝つしかないのです。
「ダルク」------この言葉を私は知りませんでした。
1985年に薬物依存者達が”クスリをやめたい”と、東日暮里の倉庫で
共同生活を始めたのが始まりだ相です。独立採算の民間リハビリ施設です。
強制は無く、毎日のミ-ティングで自分の体験を話す事。
当事者達は、多くが幼少期に虐待、性被害と深い傷を負っています。
依存症は病気でなく、コントロ-ル障害だそうです。
どんなに厳しくても、自分と向き合う自己治療。
一番難しい問題解決、それは、自身との戦いに勝つしかないのです。
この所の北海道は災難続き。台風21号の爪痕も冷めない内に
この度の震度7の地震。大きな被害が出ました。
日を追うごとに、その傷跡は悲劇の何物でもありません。
亡くなった方も大勢います。そして、行方不明-----。
時が過ぎると生存率は急激に落ちます。救助スタッフは
4万人体制で救出に当たっています。
小樽にいる親戚の者は40時間停電、ス-パ-には品物が少なく---。
不便な生活をしました。
”何事もない日々の生活”------この事にどれ程感謝をしなければ
ならないでしょう。
前にもお話し致しましたが、この度はチェコ プラハのマサリク駅。
此処にも駅ピアノがありました。オランダ、イタリア、アメリカと空港
駅にピアノが置いてあります。音楽は世界共通語-----。人の心が溶けて
いろんなドラマが生まれます。このピアノを通して結婚したカップルも。
なんて素敵なお話でしょう。ピアノが仲人です。
世界の国々の駅にピアノが置かれたら------。
日本の駅にピアノが登場するのはいつでしょう。
お金持ちはこういう事にお金を出すべきです。
ある自動車学校の教官は「褒めちぎる」という事で
有名だ相です。普通の教官は厳しい指導です。
その”褒める教習”は時がたつごとに、目覚ましい結果が
現れてきました。「褒める」にはどんな意味があるのでしょう。
人は褒められると、やる気が出る相です。
小さな会話の中でも、褒められると1日が何かうきうきするでは
ありませんか。「褒める文化」---------。
皆で広げていきたい物です。
西日本豪雨から2ゖ月が-----。復興のスピ-ドはお金や行政の違いではなく
「人と人のつながり」と、ある方は仰っています。
被災地には全国から支援物資と共に、”はげましの手紙”も寄せられて
いる相です。「試練は人を強くします」「今は前だけを見て、自分をほめて
いたわって下さい」と。
相手への思いは、距離を超えて友を支える大きな力となるのです。
そして、其処から”希望”が生まれるのです。
希望がある限り、人は前に歩いていけるのです。
”サザエさん”はしっかりと庶民の生活に根ずいています。
その初代の母親の役、磯野フネを46年やり続けたのは麻生美代子さん。
92歳でお亡くなりになりました。「人は必ず死ぬ」と思っても
昭和の人達が次々とと去っていくのはとても淋しい限りです。
磯野フネ、母親役のあの声は麻生さんの物です。麻生さんなのか
フネさんなのか-----一体の感じです。
フネという像を築いた麻生さんに感謝いたしましょう。
見事な死----此の世の役割をはたして。
「桜梅桃李」の自分の役割をしっかりと果たして参りましょう。
ブラジル リオデェジャネイロの国立博物館がほぼ全焼しました。
200年の歴史ある建物がなくなり、2000万点あった収蔵品の
ほとんどが灰になりました。ブラジル大統領は「200年にわたる
調査研究の成果と、知識が失われた」「ブラジルにとって最悪の悲劇の日」と。
出火原因は不明です。博物館の維持管理に問題があった様です。
やらねばならない修理を後回し----付けが回ってきたのです。
何があるのか解らないのが未来です。”備えあれば憂いなし”です。
世界市民の宝物の管理----お粗末な結果と言えるでしょう。
此処にも頭の下がる人がいました。
過日山口県で2歳児の子供が行方不明になり3日後に発見されました。
見つけたボランティアの男性は「子供は上に上がる」と思い
男の子の名前を呼び乍ら山を登ると、12.3メ-トル
離れた所から「御爺ちゃん、ここ!!」と声がした相です。
見つけた時は驚きと嬉しさで心臓がと止まり相に。
これで”助かった””助ける事が出来た”-----一人の小さな命を。
お母さんの抱きしめた時の顔は一生涯忘れる事は出来ないでしょう。
人の為に尽くすボランティアの男性。こちらの心もぽかぽかになります。
自分が生きている間は何事もないだろう------と、
自分本位に生きるのは如何な物でしょう。
世の中の動きは首をかしげるなものが沢山あります。
人間を長くやってくると”まあ いいや!”という様な
心になって来るのでしょうか。そうあってはならないと思います。
私達の後には延々と人間の歴史が続いていくのです。
「真実」は真実でなければ書けないでしょう。
「正義」を正義の人でなければ伝えられません。
この言葉に対して、恥ずかしくない人となっていきたい物です。
微笑ましい公園での光景--------。
転んだ幼児に母親は「頑張れ、頑張れ!!」と。
立ち上がった幼児は 母に向かって駆け出す。受け止める母。その胸に顔をうずめる子。
大好きなお母さんが待っている。その子が走った理由はその一点。
周囲からの信頼は、人の生きる意欲や力を沸き立たせるのです。
「私を待っている人があるのだ」とは、太宰治の名著《走れメロス》の
主人公の叫びです。信頼する誰かの笑顔。
”誰かの為”と考える時、心からエネルギ-が沸きあがってきます。
それは”希望”と呼べるものと思います。