皆さまこんばんは。
授業のご連絡ではなさそうなタイトルに???と思われた方も多いと思います。
今日から授業復帰ということで、教室に向かい
クラスの生徒さんがたとお会いできて、本当に嬉しい気持ちで帰宅しました。
皆さま、MyBookをご披露くださったり、「大変だったねぇ」と声をかけてくださったり
「あぁ、教室に来ることができて、本当によかった」と思いました。
授業のほうは、少々パワー不足になってしまったような気がしますので
来週以降の授業で挽回させていただけるように頑張ります。
さて、今日のタイトル「新型インフルエンザ~我が家の場合~」ですが
感染して病状はどうだったのか、肺炎の長男と互いに感染しあわないように
どんな消毒をしていたのか、等々ブログに載せておいてほしいと
ご意見をいただきましたので、アップさせていただくことにしました。
とってもなが~い記事になりますので、お時間のある方はご一読いただければと思います。
「ちょっと忙しいわ」という方は、スルーしてくださいね。
新型のインフルエンザであるとはっきり診断されたのは、次男と夫。
インフルエンザに罹患し合併症で肺炎と副鼻腔炎になったのだろうと
診断されたのが長男。(次男と夫が回復して潜伏期間を過ぎても発症しないので
きっとこうだったのだろうと、お医者様が判断しました)
次男がインフルエンザと診断されたときに、体調不良だったため
息子たちの看病ができるようにと、お医者様のご配慮でインフルエンザ薬を服用したので
罹患しても発症せずに体内でウィルスをやっつけたのだろうと診断されたのが私。
家族4人とも、新型インフルエンザの洗礼を受けた結果となりました。
お世話になったお医者様のお話では、家族に一人でもインフルエンザの患者が出た場合
家族全員に感染している例がほとんどだそうです。
現状では、発症していない家族に対して、インフルエンザ薬の処方はできないのだそうで、
自力で感染を最小限に抑える努力をする必要があります。
また、今回私が教室で授業をすることを自粛した件についても
感染を広げないための、こういった自粛行為については
通達が出てないため、あくまでも自己判断にゆだねられる結果となっているそうです。
本来は発熱がなくなり、平熱になってから二日経過するまでは完治とはいえないのに
そうなる前に会社に出勤などする方も多く、感染を広げる原因になっているのだそうです。
潜伏期間は3~5日くらいといわれています。
予防としては、やはりうがい手洗いに尽きるそうです。
マスクの着用は、万全の対策ではないにしても
飛まつ感染を最小限に抑えるためには有効とのこと。
人がたくさん集まるところに行くときにはマスクの着用も必要ですね。
インフルエンザの疑いがある場合、病院で簡易検査をしますでしょう。
のどの粘膜と鼻の奥の粘膜を取って調べる、あの検査ですが
今回のインフルエンザに関しては、発熱して半日くらいたってからでないと
検査の結果が正確に出ない可能性が高いのだそうです。
この二日ほど芸能人の方の感染が報道されていますが
彼らも最初の検査では陰性、その後発熱して
しばらくしてから再検査で陽性だったと報道されていますね。
今までの季節性のインフルエンザのように、
いきなり40度近い高熱が出るのではなく、最初はのどの痛み、
咳、鼻水、そして発熱…
発熱してからも、最高で39.5°くらいですから
普通の風邪と変わらないので、罹患した直後はインフルエンザとわかりません。
本当に気をつけていないと見落としてしまいそうな症状です。
家の中で息子たちの看病をしている最中は
長男がインフルエンザの合併症ではなく、肺炎を単独で発症しているという前提でしたので
感染を広げないためにということで、ずいぶん気を遣いました。
次男の看病をしたあとは、私は手を洗いアルコールで消毒。
それからでないと長男の看病ができません。
彼らには枕元にそれぞれティッシュと彼ら専用のゴミ袋を用意し
鼻をかんだりしたティッシュは直接触らぬようにして廃棄。
飲み物も、一人ずつペットボトルを用意しました。
彼らも私もマスク着用で生活し
汗をかいて取り替えた衣類も、寝具も、片っ端から洗って日光消毒。
食器は普通に洗浄したあと、お湯で消毒。
どうしても共有しなければならないおトイレと洗面所は
一人が使うたびにお掃除して消毒。
洗面所のタオルも、一回使ったらそのまま洗濯機の中に入れる。
部屋の換気をして、カーテンなどの布製品も洗濯して日光消毒
後はアルコールで消毒ができるウェットティッシュで、ふけるところはみんな拭く。
こんな生活でした。
彼らも、互いに感染しあってはいけないと十分な自覚がありましたので
マスク着用も、食事も別々の場所でタイミングをずらしてというのも
我慢してくれましたし、久しぶりに兄弟揃って家にいるので
話もたくさんしたかったと思うのですが、
お医者様に「完治」といわれるまでは、とにかく接触を避けて、
目が合うと「おうっ!」と手を挙げて合図、それで我慢をしていました。
こんな生活をおよそ1週間、ようやく落ち着いてきたとほっとしたところで
夫が「インフルエンザ」で早退してきたので、息子たちも私もがっかり
。
別室で寝ていましたし、私たちとはほとんど接触もしなかったのに…感染です。
次男が発症してから5日目の発症でした。
ことの重大さがわかっていなかった夫は、お気楽な病人生活をしたかったようですが
私に一喝されて(あまりにも自覚のない行動の数々…妻はブチ切れました
)
会社の方からいろいろ問合せをいただいたところで
やっと「これは大変なことかも」と理解できた様子でした。
夫の熱が下がって、二日が経過し、お医者様に治癒証明書をいただいたところで
私の体調に異変は見られなかったので、感染の心配はないということで
教室復帰の運びとなりました。
長男も、お盆の最中に1週間ほど参加したサークルの合宿中に
1年生が全員発熱でダウンしていたそうなので
それがインフルエンザで、肺炎はその合併症だったのだろうということで
感染の心配はないということになりました。
インフルエンザそのものは、普通の季節性のものよりも軽傷に見えますが
持病を持っている方には、注意が必要だそうです。
我が家でも、長男が肺炎を起こしたり、次男が数年ぶりの喘息を起こしたり
「インフルエンザ完治=すっきり」としないところがあります。
今回のインフルエンザ罹患騒動、我が家についてはこれで終息を迎えられそうです。
我が家の場合は、息子たちが高校生と大学生。
十分体力もあり、状況も理解できる年齢でした。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭、高齢の方がいらっしゃるご家庭では
もっと気を配らなければならないこともあるでしょうし…
我が家の例が、ご参考になるかどうかわかりませんが
こんな状況だったということ、こんなところに気を遣ったということ
思いつく限りを記しました。
長い長い記事、最後までお読みくださった皆様、お疲れさまでした
。
インフルエンザ関連の記事はこれでおしまいにしますね。
明日からはまたいつもの「・・曜クラスの皆様」でアップさせていただきます
。