目の前に聳える 頂
この一歩は その姿のどれほどにわずかなものか
わたしは よく知っている
何度も 何度も 繰り返し
右 左 右 左 と歩を進めても
何日も 何日も その作業が続くことを
わたしは よくわかっている
荷物は 重く肩に喰い込み
ずっしりと わたしの動きを鈍らせ
したたる汗は 全身を土蜘蛛の巣に絡め捕られたかのように
べったりと 纏わりつき
足元は
ある時は岩が突き出し
ある時は乾いた土が ざらざらと体を引っ張り
ある時はぬかるんで 靴を剥ぎ取り
ある時は断崖絶壁に 引きずり込もうとし
雨に 行く手を阻まれ
風に 視界を閉ざされ
暑さに 肌を焼かれ
何物も わたしをかばいはしないことを
わたしは
わたしは 知っている
それらが 何だというのだ
わたしが あの頂に辿り着きたいと思う この熱い憧れに比べたら
そんなことが いったい何だというのだ
わたしには 夢がある
あの頂に着いたら
昇り来る朝陽が この地球全てを照らしつくす様を
涙を浮かべて 見つめるという 夢があるのだ
その夢に向って 進んでいるこのときを
幸せと感じないわけがない
わたしの わずかな一歩一歩を阻もうとするあらゆるものよ
おまえ達が暴れるたびに わたしの夢は価値を増していく
わずかな一歩を 今日も刻もう
わずかだが 確実な一歩を 今日も刻もう
確実に夢に近づいていく この一歩を 今日も刻もう
わたしは 絶対に 止まらない
この一歩は その姿のどれほどにわずかなものか
わたしは よく知っている
何度も 何度も 繰り返し
右 左 右 左 と歩を進めても
何日も 何日も その作業が続くことを
わたしは よくわかっている
荷物は 重く肩に喰い込み
ずっしりと わたしの動きを鈍らせ
したたる汗は 全身を土蜘蛛の巣に絡め捕られたかのように
べったりと 纏わりつき
足元は
ある時は岩が突き出し
ある時は乾いた土が ざらざらと体を引っ張り
ある時はぬかるんで 靴を剥ぎ取り
ある時は断崖絶壁に 引きずり込もうとし
雨に 行く手を阻まれ
風に 視界を閉ざされ
暑さに 肌を焼かれ
何物も わたしをかばいはしないことを
わたしは
わたしは 知っている
それらが 何だというのだ
わたしが あの頂に辿り着きたいと思う この熱い憧れに比べたら
そんなことが いったい何だというのだ
わたしには 夢がある
あの頂に着いたら
昇り来る朝陽が この地球全てを照らしつくす様を
涙を浮かべて 見つめるという 夢があるのだ
その夢に向って 進んでいるこのときを
幸せと感じないわけがない
わたしの わずかな一歩一歩を阻もうとするあらゆるものよ
おまえ達が暴れるたびに わたしの夢は価値を増していく
わずかな一歩を 今日も刻もう
わずかだが 確実な一歩を 今日も刻もう
確実に夢に近づいていく この一歩を 今日も刻もう
わたしは 絶対に 止まらない