今迄に発生した患者数と重症者数を最新の感染動向週報(第40週)と10月6日発表の
「入院患者報告」を元に、日本の年齢別人口に対する感染率、重症化率をまとめました。
なお相対リスクは、60歳以上の年齢層の感染率や重症化率を1とした時の、
その他の年齢層のリスクを倍率で示すものです。
感染率まとめ
40週までの 対人口比
年齢別 人口 構成比 累積感染者 感染率 相対感染リスク
(万人) (%) (万人) (%) (倍)
0-9 1165 9 58.92 5.06 83.0
10-19 1268 10 80.04 6.31 103.5
20-29 1592 12 13.62 0.856 14.0
30-39 1864 15 7.83 0.420 6.9
40-49 1592 12 5.45 0.342 5.6
50-59 1928 15 2.38 0.124 2.0
60- 3352 26 2.04 0.0610 1.0
合計 12761 100 170
60歳以上の方の感染率が一番ひくく、注意すべきは49歳までの年齢層、
特に19歳までの年齢層は飛びぬけて感染しやすいことが分かります。
第40週での平均感染率は100人に1.33人でしたが、19歳までの年齢層は
すでに5人~6人が感染しています。
ですので、全人口の20%の感染者を想定している厚生省シナリオですと、
この年齢層は全員感染ということになりそうですね。
早くワクチン接種しないと、ワクチンの意味がなくなりますよ。
対照的に60歳以上の年齢層は、感染しにくいのが明らかですね。
感染症研究所の発表する週報の表でも週を追うことに、60歳以上の年齢層の
占める割合が減少しているのが確認できます。
ワクチン接種に関連して専門家の先生の中には、「これから高齢者に感染が広まる。」
という発言をしている方がいますが、たぶんデータを見てない、
極論すれば「現実を見てない」のでしょうね。
厚生省の先生方は、どうか現実を直視され、「客観的な判断」をするように
願いたいものです。
重症化率まとめ
10月6日までの 対人口比
年齢別 人口 構成比 重症化患者 重症化率 相対重症化リスク
(万人) (%) (人) (百万人中人) (倍)
0-9 1165 9 53 4.55 19.1
10-19 1268 10 25 1.97 8.3
20-39 3456 27 7 0.203 0.85
40-59 3520 28 11 0.312 1.3
60- 3352 26 8 0.239 1.0
合計 12761 100 104
20歳から39歳の青年層が一番リスクが少ないのが現状のようです。
ただし、60歳以上の高齢者よりも40歳から60歳の中年層のリスクが高いですね。
重症化した6人に1人程度の方が亡くなりますので、重症化リスクの高い年齢層から
ワクチン接種をするのが「合理的」だと思うのですが、長妻さん。
そうすると、19歳以下の若年層は大至急の接種が必要です。
でも、高齢者に優先接種する前に、中年層に優先接種しないといけませんね。
厚生省の先生方の「目」が「開いている」事を信じたいところですが、、、。
「入院患者報告」を元に、日本の年齢別人口に対する感染率、重症化率をまとめました。
なお相対リスクは、60歳以上の年齢層の感染率や重症化率を1とした時の、
その他の年齢層のリスクを倍率で示すものです。
感染率まとめ
40週までの 対人口比
年齢別 人口 構成比 累積感染者 感染率 相対感染リスク
(万人) (%) (万人) (%) (倍)
0-9 1165 9 58.92 5.06 83.0
10-19 1268 10 80.04 6.31 103.5
20-29 1592 12 13.62 0.856 14.0
30-39 1864 15 7.83 0.420 6.9
40-49 1592 12 5.45 0.342 5.6
50-59 1928 15 2.38 0.124 2.0
60- 3352 26 2.04 0.0610 1.0
合計 12761 100 170
60歳以上の方の感染率が一番ひくく、注意すべきは49歳までの年齢層、
特に19歳までの年齢層は飛びぬけて感染しやすいことが分かります。
第40週での平均感染率は100人に1.33人でしたが、19歳までの年齢層は
すでに5人~6人が感染しています。
ですので、全人口の20%の感染者を想定している厚生省シナリオですと、
この年齢層は全員感染ということになりそうですね。
早くワクチン接種しないと、ワクチンの意味がなくなりますよ。
対照的に60歳以上の年齢層は、感染しにくいのが明らかですね。
感染症研究所の発表する週報の表でも週を追うことに、60歳以上の年齢層の
占める割合が減少しているのが確認できます。
ワクチン接種に関連して専門家の先生の中には、「これから高齢者に感染が広まる。」
という発言をしている方がいますが、たぶんデータを見てない、
極論すれば「現実を見てない」のでしょうね。
厚生省の先生方は、どうか現実を直視され、「客観的な判断」をするように
願いたいものです。
重症化率まとめ
10月6日までの 対人口比
年齢別 人口 構成比 重症化患者 重症化率 相対重症化リスク
(万人) (%) (人) (百万人中人) (倍)
0-9 1165 9 53 4.55 19.1
10-19 1268 10 25 1.97 8.3
20-39 3456 27 7 0.203 0.85
40-59 3520 28 11 0.312 1.3
60- 3352 26 8 0.239 1.0
合計 12761 100 104
20歳から39歳の青年層が一番リスクが少ないのが現状のようです。
ただし、60歳以上の高齢者よりも40歳から60歳の中年層のリスクが高いですね。
重症化した6人に1人程度の方が亡くなりますので、重症化リスクの高い年齢層から
ワクチン接種をするのが「合理的」だと思うのですが、長妻さん。
そうすると、19歳以下の若年層は大至急の接種が必要です。
でも、高齢者に優先接種する前に、中年層に優先接種しないといけませんね。
厚生省の先生方の「目」が「開いている」事を信じたいところですが、、、。