窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

新型インフルエンザ・大阪が定点最小値を更新

2010-06-15 00:25:42 | Weblog
・新型インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
 ・第 9週(3月 1日~ 7日) ・全国平均が終息         
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第18週(5月 3日~ 9日) ・全国平均が底打ち確認               
        ・・・・・       
 ・第21週(5月24日~30日) ・山口 1人超え継続中(季節性主流)     
 ・第22週(5月31日~ 6日) ・山口 1人超え継続中                 
 ・第23週(6月 7日~13日)  
 ・第24週(6月14日~20日)       ・・・・・今週・・・・・    

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               21週   22週
   A(H1)pdm     56    56
   A(H3)        10    11
   B            34    33

 ・定点状況推移
               21週   22週
  5週移動平均(人)  0.11  0.10

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    ・・・・
 ・第20週( 5月17日~23日)     0.13人      627人    (0.70万人)
 ・第21週( 5月24日~30日)     0.10人      472人    (0.52万人)
 ・第22週( 5月31日~ 6日)     0.11人      538人    (0.59万人)

 ・患者報告数の予報です。
  ・第23週( 6月 7日~13日)     0.11人      533人    0.59万人

  ・15日                      0.016人              0.08万人
  ・16日                      0.016人              0.08万人
  ・第24週( 6月14日~20日)     0.11人      527人    0.58万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2077.7万人   100人中16.3人
  (2009年第28週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数     2074.1万人

 ・累積患者数の予報。
  ・第24週( 6月20日)               2078.1万人  100人中16.3人
  ・第25週( 6月27日)               2078.6万人  100人中16.3人

・入院状況
 ・入院         17646人( 3月30日現在)     入院率   0.085%
 ・重症化         1558人( 6月 6日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   199人( 6月 6日現在)     致死率   0.00096%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第20週( 5月17日~23日)  0.07人    0.13人   ー42.9%    
 ・第21週( 5月24日~30日)  0.13人    0.10人   +31.6%    
 ・第22週( 5月31日~ 6日)  0.10人    0.11人   ー13.4%    

 今回の定点合計報告数は538人で、当ブログ予報は466人でした。

 今回予報誤差はー13.4%になります。

 第34週から今までの平均予報誤差は±22.0%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は5900人程で、
 約6割弱が新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が4割強で、
 新型が6割弱の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 ちなみに季節性はB型が主流です。


 新型インフルの累積患者数2074.1万人で、100人に16.3人が感染しました。

 そのうち未成年者は1514万人で、100人に62.2人が感染したことになります。

 成人は556万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)

・東京の現状
                20週         21週        22週      
                5月23日      5月30日      6月 6日
 定点あたり          0.09人      0.06人      0.08人
 東京推計値         0.05万人     0.03万人     0.04万人       
 累積患者数       162.4万人    162.5万人    162.5万人
 100人あたり       12.5人      12.5人      12.5人             

 未成年者の100人に57.8人が感染しました。

 患者数は今回は増加です。

 県別順位は47都道府県中の20位です。

 前の週より5位上がりました。


 ウイルスは季節性のB型が第12週以降検出されていません。

 但し、季節性A(H3)型が19週に、新型が21週と22週に検出されました。

 東京は季節性を織り交ぜながら新型優勢の感染状況のようです。

          (ウイルス サーベイ ランク A      6/13現)

・大阪の現状です。
                20週         21週        22週      
                5月23日      5月30日      6月 6日
 定点あたり人        0.04       0.04         0.02
 大阪推計値         0.01万人    0.01万人      0.01万人
 累積患者数       126.3万人   126.3万人     126.3万人
 100人あたり       14.3人      14.3人        14.3人       

 未成年者の100人に56.3人が感染しました。

 患者数は減少で、最小値を更新しました。

 県別順位は47都道府県中の34位です。

 これは前の週より3位下がりました。

 大阪は人口密集地の割にはここのところ低位安定を継続中です。


 大阪は4月以降HPの更新を中止した模様です。

 従って、現状のウィルス種類が不明です。

          (ウイルス サーベイ ランク C      6/9現)

PS

与党というのは自民党にしろ民主党にしろ、「数の論理」で国会運営をするのだねえ。

「多数決」が民主主義の基本理念なら、それはしょうがないのかな。

でもまあ、あまり荒っぽいことをやると、国民はちゃんと「しっぺ返し」をする。

今のように、「政権交代が可能」に見える状況というのは、国民にとっては
「しっぺ返し戦略」が有効に使るので、とても良い状況のように思える。

他方、「政治家の皆さん」にとっては、「人気取り政策」に落ち込む可能性があり
これは最終的には「国民へのツケ」になる。

まあ、世の中、一方的に「良いこと」などありはしないのだから、今の状況を
有効に使うのが「賢い」ということでしょうかねえ、菅さん。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする