窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

新型インフルエンザ・福岡は下限、北海道は下限アップダウン中。

2010-06-18 00:20:47 | Weblog
・新型インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯                    
 ・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3)型,B型        
 ・第 9週(3月 1日~ 7日) ・全国平均が終息         
        ・・・・・       
 ・第13週(3月29日~ 4日) ・全47県、新型インフルエンザ流行終了         
        ・・・・・       
 ・第18週(5月 3日~ 9日) ・全国平均が底打ち確認               
        ・・・・・       
 ・第21週(5月24日~30日) ・山口 1人超え継続中(季節性主流)     
 ・第22週(5月31日~ 6日) ・山口 1人超え継続中                 
 ・第23週(6月 7日~13日)  
 ・第24週(6月14日~20日)       ・・・・・今週・・・・・    

 ・ウイルス サーベイランス状況
  ・占有率(5週移動平均)%
               21週   22週
   A(H1)pdm     56    56
   A(H3)        10    11
   B            34    33

 ・定点状況推移
               21週   22週
  5週移動平均(人)  0.11  0.10
  2009年比較データ  2.15  1.59

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    ・・・・
 ・第20週( 5月17日~23日)     0.13人      627人    (0.70万人)
 ・第21週( 5月24日~30日)     0.10人      472人    (0.52万人)
 ・第22週( 5月31日~ 6日)     0.11人      538人    (0.59万人)

 ・患者報告数の予報です。
  ・第23週( 6月 7日~13日)     0.11人      533人    0.59万人

  ・18日                      0.016人              0.08万人
  ・19日                      0.016人              0.08万人
  ・第24週( 6月14日~20日)     0.11人      527人    0.58万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2077.9万人   100人中16.3人
  (2009年第28週以降の合計です。)      
  内、新型インフルエンザの累積患者数     2074.2万人

 ・累積患者数の予報。
  ・第24週( 6月20日)               2078.1万人  100人中16.3人
  ・第25週( 6月27日)               2078.6万人  100人中16.3人

・入院状況
 ・重症化         1558人( 6月 6日現在)    重症化率  0.0075%
 ・死亡(含む疑い例)   199人( 6月 6日現在)     致死率   0.00096%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第20週( 5月17日~23日)  0.07人    0.13人   ー42.9%    
 ・第21週( 5月24日~30日)  0.13人    0.10人   +31.6%    
 ・第22週( 5月31日~ 6日)  0.10人    0.11人   ー13.4%    

 今回の定点合計報告数は538人で、当ブログ予報は466人でした。

 今回予報誤差はー13.4%になります。

 第34週から今までの平均予報誤差は±22.0%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は5800人程で、
 約6割弱が新型と思われます。

 報告されているウイルス状況は季節性(A香港型とB型)が4割強で、
 新型が6割弱の「混合感染状況」は引き続き継続中のようです。

 ちなみに季節性はB型が主流です。


 新型インフルの累積患者数2074.2万人で、100人に16.3人が感染しました。

 そのうち未成年者は1514万人で、100人に62.2人が感染したことになります。

 成人は556万人で、100人に5.4人が感染したことになります。

 (累積患者数の平均予報誤差は±2.6%です。)


 昨年はようやく第22週に全国平均の定点が1.00人を割り込みました。

 それからすると、今年の第9週で1.00人割れは13週も早かったことになります。

 新型インフルエンザ流行による季節性への「抑制効果」が働き、季節性の流行が
 問題にならないくらい低いレベルに抑え込まれた為ですね。


・北海道の現状
                20週         21週        22週      
                5月23日      5月30日      6月 6日
 定点あたり人        0.18        0.07        0.14
 北海道推計値       0.04万人      0.02万人     0.03万人      
 累積患者数        91.2万人      91.2万人     91.2万人
 100人あたり       16.2人       16.2人       16.2人            

 未成年者の感染は100人に68.8人になりました。

 順位は先回より1位下がっての23位でした。

 北海道は今回はボトムまで下げました。

 定点患者数は第18週の0.07人と同じです。

 第22週が0.07人を切れませんでした。

 どうやら0.07人が北海道の「下限」のようです。

 ウイルス サーベイ ランクは B で、ウイルス状況は不明です。(6/17現)


・福岡の現状です。
                20週         21週        22週      
                5月23日      5月30日      6月 6日
 定点あたり人        0.08        0.08       0.08
 福岡推計値         0.02万人     0.02万人    0.02万人         
 累積患者数       105.9万人    105.9万人   105.9万人
 100人あたり       20.9人       20.9人      20.9人            

 未成年者の100人に80.7人が感染しました。

 福岡は人口の2割以上が感染し、未成年は8割以上が感染しました。

 定点人数は前回、今回ともに最小値の0.08人でボトム継続の模様です。

 順位は22位から23位と少し下げました。

 医療情報ネットによりますと、発生しているのは季節性のB型と新型の模様です。

 ちなみに、ウイルス サーベイ ランクは B です。(6/17現)


コメント
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