5月3日、朝雨が上がって、出かけました。
出るときはまだ空模様怪しかったが、「朝雨、天気」という天気ことわざがあるので、まずは晴れる、と信じて、電車に乗ります。
県境に近づくにつれて山に雪が残って、何だか見ていて寒くなってしまい。
六日町駅で降りて、とりあえずは駅前でランチ・タクシーで向かいました。
山門
雲洞庵(うんとうあん)
主君上杉景勝と共に、直江兼続が幼少の頃に修行したことでも知られる曹洞 宗の寺院。
「長生きの水」が有名で、約1,300年前に藤原房前公の母先妣尼公が霊泉を発見し、病に苦しむ多くの人々を救った,との言い伝えがある。以来、人々に親しまれ、今でも長寿にご利益がある寺院、らしいです。
寺社仏閣巡りが趣味というか、楽しみの私の行きたいお寺リストに入っていた1寺。
この石畳の下に、1石1字ずつ法華経が埋められているとか。で、ここを歩くだけで罪状消滅、となるらしいです。(キリスト教の免罪符みたい,キリスト教の場合は、これをお金で買っていて、これは宗教改革、プロテスタントを生むきっかけになったはず)
だけど
こちらは年に1度赤門が開かれたときに踏みしめてお参りするといいらしいです。自分のやった悪いことや反省を踏みしめている時点で、カトリックの免罪符とは違いますが。
見事な苔緑と、周囲の緑の中に新緑の芽出しで紅葉する葉の美しさ。
見ほれました。
本堂
お寺のいわれにある御霊水。
本堂に入るとすぐにあります。
今は、衛生上の問題で、水道水を入れているようなことが書かれていたけど・・少し残念。触りましたが、とても冷たいお水でした。
このおびただしい位牌は、この寺のスポンサーとなってくれたお家。
なんか、すごい数でした。
で、意外なことに雰囲気が明るくて。
尚、本堂内は、動画はそれなりに撮影したのですが、写真が少なくて(取り忘れ、テヘ)・・・いずれ動画をつくりますので・・そのときのご覧下さいませ。
すべての窓が開け放たれて、お堂内を気持ちの良い冷たい風が抜けて、のんびりしたくなる感じでした。
もちろん般若心経をよんでお参りもして、納経帳に御朱印頂きました。
実際1時間以上拝観しましたので、のんびりしました。
帰りに撮影した赤門
苔がほんとうにきれい!
帰りは、バスの走っている道路まで30分近く歩き、こんな山を眺めながら。
広い道路ですが、あまり車は通らず。歩道があって、周囲からはカエルの声や水路の水音が聞こえました。
田んぼ仕事も始まっていて、なんかうきうきするようなお天気になったし・・
本当に気持ち良い30分歩きでした。
プチ・トリップでした。世の憂いを忘れて、自然の時間を感じるのって大事。
帰りは、久しぶりに大好きなベルギービールのヒューガルテンとピザの寄り道でした。これも、歩いたからめちゃおいしかった♥感謝。
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浦佐の毘沙門堂
小出から行くのかな・・・石川雲蝶の彫り物がある西福寺と永林寺
下越の乙宝寺
新発田の菅谷不動尊
このあたりはいずれお訪ねしたいですね。
越後国は、立派な寺社仏閣がたくさんあります。この地が豊かだった証であり、信心深い人たちが住まう地だったんだな(今は?)と思います。