新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

家の近くの花2

2019-04-22 17:13:06 | 里山散策
4月16日に家の近くで虫探しをしたのですが、ついでに花の写真も撮ったので載せておきます。





まず最初はスミレです。たぶん、タチツボスミレだろうと思っています。



ただ、花を拡大して見ると、側弁に短い毛があります。「日本のスミレ」によると、タチツボスミレの側弁の毛は無毛だと書かれていました。このくらいの短い毛は無毛と考えるのか、ほかの種との交配がおきたのか。





次はセントウソウです。5枚の花弁と5本の雄蕊があります。花の中心を見ると、実が二つくっついたような恰好をしています。「野に咲く花」を見ると、「2個の分果がくっついた」と書かれているのがこれのことかなと思っています。





これはウグイスカグラ。以前の観察会では花、花柄、葉や葉柄に毛の生えているのがヤマウグイスカグラ、無毛なのがウグイスカグラと教わりました。これは無毛だったので、ウグイスカグラだと思われるのですが、「樹に咲く花」によると、中間型もあるので、分ける必要はないという見解もあるそうです。



これはハコベ





この間雄花を見つけたアオキは植物体全体がこんな風に雄花でいっぱいでした。



どこかに雌花はないかと思って探していたら、やっと目立たない姿の雌花が見つかりました。





拡大するとこんな感じで、確かに雄蕊がなくて雌蕊だけがあります。赤い実もあったのですが、「樹に咲く花」によると、12月~5月に赤く熟するとのことです。つまり昨年に咲いた花の実ということになります。


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