家の近くのむし探検 第84弾
5月17日にマンションの廊下で虫探しをした後、家の近くを歩いてみました。マンションから歩いて橋を渡って、いつもの道路際の茂みを探すルートです。距離は600mほどしかないのですが、意外にたくさんの虫が見つかります。
マンションから出たすぐのところで見つけました。ナナホシテントウの幼虫です。
マンションの横にある石垣に触角の長いアリがいました。腹柄節は2節なので、以前の記録と比較してみると、アシナガアリではないかと思います。
これも同じ石垣にいました。たぶん、アミメアリ。
道路わきのガードレールにタテハチョウ科の幼虫が何匹も集まっていました。一部はぶら下がって前蛹状態になっています。
「日本産幼虫図鑑」の写真と比較してみて、ヒオドシチョウではないかと思うのですが、どうでしょう。
いつもの道路わきの茂みに行ってみました。最初に見つけたのは
これはヤマギシモリノキモグリバエ。
これは先日教えていただいたキバラモクメキリガの幼虫かな。イタドリについていました。
虫を探していたらこんなムカデが。名前は分かりませんが、気持ち悪いですね。
葉っぱの先端に小さな甲虫が止まっていました。「原色日本甲虫図鑑III」で探してみると、ニセクビボソムシ科のアシマガリニセクビボソムシによく似ています。確かに中脛節が奇妙に曲がっているのが見えます。
触角が3節なので、ミフシハバチ科であることは確かそうです。はじめルリチュウレンジだろうと思ったのですが、腹部が赤色なので、「大阪府のハバチ・キバチ類」の検索表を使って調べてみました。ニホンチュウレンジかもというところまでたどり着いたのですが、採集していないのでいまいちはっきりしません。
最後はハエヤドリクロバチ科かなと思っているのですが、これもはっきりしません。