S&R shudo's life

ロック、旅、小説、なんでもありだ!
人生はバクチだぜ!!!!

ちょっと行き過ぎ韓国は釜山 3

2009-04-07 16:58:22 | 韓国
 18時20分にホテルに着いた。友達はもう来ていた。その友達は明日の都合が悪くなった事を謝っていたが、俺は全然気にしていなかった。だって、俺が釜山に来るたびに朝から晩まで付き合ってくれるんだぜ。逆にいつもいつも悪いねって気持ちなんだよね。
 なんか、もう一人の今日来れない釜山の友達からのお土産を預かってたらしく、それと韓国のお酒を貰った。なんか悪いね。晩飯がまだだった俺達は、その子に海雲台の名物を聞いた。有名なフグ料理の店があるらしく、その店の名前と電話番号をメモして渡してくれた。値段を聞いたら日本で食うよりも断然安かったんで、俺達は調子に乗ってフグを食いに行くことにした。途中で俺が渡さなくちゃいけない物を渡してない事に気付いた。もうフグで頭が一杯だった。俺は慌てて部屋に戻り、友達にそれを渡した。何の為にみんなと別れてホテルまで戻ってきたか忘れる所だった。バカだねぇ~。



 地下鉄の改札の前で釜山の友達と別れ、俺達はフグの待つ海雲台へと向かった。友達は判りにくいから地下鉄降りたらタクシーに乗れと言っていたけど、パラダイスにも近いって聞いてたから、たぶん行けば判るだろうって感じでタクシーに乗らなかった。やっぱ案の定迷子になったわ。メモ持ってフラフラしてたら人のいいおじさんが、俺達の手を引き、その店まで連れて行ってくれた。感謝感謝です。釜山のおじさん温かいぜー。

 さー、釜山での2回目の失敗。そのフグの店でフグチリを人数分頼んだ。韓国ってのは一品頼むとおかずがいっぱい付いてくるんだよね。それなのに昨日ジャージャー麺で失敗したヤツが、またしてもやらかした!フグチリとは別にフグの天ぷら、フグのお好み焼き、それからなんかフグと野菜がたっぷり入った真っ赤な炒め物を注文しやがった。なんとその三つとも、巨大な皿に乗ってきたからさぁー大変だ。俺達はメインのフグチリが来るまでにノックアウトよ。注文したヤツに責任払いで大分食わせたが、結局ギブアップ。半分以上残すという失態を演じてしまった。お店の人ごめんなさい。


 吐くほど食って重くなった体を引きずって、金持ちチームの待つパラダイスカジノに乗り込んだ。

 

 またしても仲間の在日韓国人が入り口で引っ掛かった。今度はえらく時間がかかっている。どうも日本の韓国領事館がパスポートを発行するときに、記号を間違えてたらしく、在日じゃなく、普通の韓国人の記号になってたらしい。しかし、なんとか確認が取れカジノに入ることが出来た。
 俺は基本BJプレイヤーなんでけど、この日のパラダイスはBJテーブルが一杯で座れなかった。俺は仕方なくルーレットに座った。俺は会員カードと\100,000をディーラーに渡しチップに換えた。そしたら男女6人の日本人グループの女が、
「あの人見て、あんなにチップに換えてるよ。すごいー!」
だってさ、うるせーよ!うっとおしいわ!素人どもめ!俺のカード見てみろよ、お前らのと違って黒いだろ!これがVIPカードってヤツなんよ。このカード持っとったら最低でもこんぐらいチップに換えんといけんのよ!俺も辛いんやけ、だまっとけ!!!!
 2ゲームめに0に入った。俺はそこにボリッと置いてたんで大体150枚前後チップが帰ってきた。それを見た6人組がまた大騒ぎよ、もう勘弁してくれ。この日は嫌いなルーレットの調子が良く、結構数字が入ってくれた。俺のチップが増える度に6人組が大騒ぎする。もう耐えられんと思って、ルーレット用のチップを普通のチップに換えてもらった。日本円で7万~8万ぐらい勝ってた。ちょうどタラがBJが空いたから行こうぜって誘いにきたから、そのチップ持ってタラとBJのテーブルに着いた。あの6人組の魔力か何かか?あれよあれよって間に、勝ってた分のチップが無くなった…。こりゃ今日はルーレットだねっと思い直し、さっき座っていたルーレットに戻った。あの6人組はもういない。よっしゃ!と思い300,000ウォンをルーレット用のチップに交換した。もちろん色はさっき調子が良かった時と同じ白にしてもらった。しかーし、今度は全然当たらない。俺が選んだ数字を避けるようにゲームが進んでいく。あっと言う間に300,000ウォン失った。あの6人組はうっとおしかったけど、あいつらが俺の幸運の女神やったと気付いた。もう遅いけど…。俺はこんな所おられんわと思い、タラにロッテに行くと吐き捨てて、貧乏人チームを引き連れてロッテにタクシーを飛ばした。



 ロッテホテルに着いてセブンラックカジノに入ろうとしたら、また在日韓国人の仲間が止められた。昨日は入れたから大丈夫だろうと思って、俺達はソイツを置いて先にカジノに入った。俺は腹が痛かったんで、まずトイレに駆け込んだ。トイレットペーパーを引っ張り出していると携帯電話が鳴り出した。入り口で捉まってたミョンホからだった。何か今日はどうしても入れないらしく、ホテルに帰っとくと言ってた。もう時間が遅いんで、領事館等に確認が取れないんだそうだ。一緒に帰ってやっても良かったけど、博徒の血がそれを許さない。俺は空いていたBJテーブルに座った。残りの二人はルーレットだった。
 ここではチップが増えたり減ったりで時間だけどんどん過ぎていった。腕時計に目をやるともう3時半だった。ルーレットを覗きに行くと、一人はもう負けてしまい、もう一人ももうすぐチップが無くなりそうだった。俺は止めるときは声かけてくれと言いBJに戻った。テーブルに戻って10分もしないうちに二人が呼びにきた。俺は100,000ウォンチップ2枚だけポケットに突っ込んで、残りの10,000ウォンのチップ8枚をベッティングした。配られたカードは合計で15だった。ディーラーのオープンカードはピクチャーだ。俺はヒットした。見事にバースト。ポケットの中のチップは入れたままでカジノを後にした。今回の旅行ではあんまり調子が上がらないな~。
コメント
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