1時間を少しまわった頃、ザキは1211号室に現れた。ジージャンにジーンズ、ハードブーツにパーマのロン毛といういでたちだ。
「おう!ザキ、久しぶり。まだパクられてなかったか?悪いの久しぶりなんにこんな事で呼んで。」
「何言いよんすか、兄さん。何でも使うてください。」
俺はザキを部屋の奥に招き入れ、松達に紹介した。ザキは深く頭を下げて松、そしてノブに挨拶をした。そして、平井にも頭を下げようとした。
「兄ちゃん、コイツは違うけヘラうたんでいいよ。コイツ等詐欺師やけ、コイツの仲間をこれから生け捕るけ、兄ちゃん悪いけどちょっと付き合ってくれや。とりあえずやっちゃんと二人でコイツ見張っちょってくれんか。」
「はい、分かりました。何でも言ってください。」
「ザキ、とりあえずまだする事もないけ、ゆっくりしちょき。その辺座れよ。」
俺は俺が寝転がってたベッドの隣のもう一つのベッドにザキを座らせた。ザキはまだあまり状況を把握してないが、平井に敵意剥き出しの視線を向けていた。俺達みたいな種類の人間は簡単だ。同じ傘の下にいる者には徹底して擁護するが、その外にいる者には徹底して敵意を向ける。多くの説明は要らない。
「おう!ザキ、久しぶり。まだパクられてなかったか?悪いの久しぶりなんにこんな事で呼んで。」
「何言いよんすか、兄さん。何でも使うてください。」
俺はザキを部屋の奥に招き入れ、松達に紹介した。ザキは深く頭を下げて松、そしてノブに挨拶をした。そして、平井にも頭を下げようとした。
「兄ちゃん、コイツは違うけヘラうたんでいいよ。コイツ等詐欺師やけ、コイツの仲間をこれから生け捕るけ、兄ちゃん悪いけどちょっと付き合ってくれや。とりあえずやっちゃんと二人でコイツ見張っちょってくれんか。」
「はい、分かりました。何でも言ってください。」
「ザキ、とりあえずまだする事もないけ、ゆっくりしちょき。その辺座れよ。」
俺は俺が寝転がってたベッドの隣のもう一つのベッドにザキを座らせた。ザキはまだあまり状況を把握してないが、平井に敵意剥き出しの視線を向けていた。俺達みたいな種類の人間は簡単だ。同じ傘の下にいる者には徹底して擁護するが、その外にいる者には徹底して敵意を向ける。多くの説明は要らない。