晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

休暇? 

2008-01-18 18:11:52 | Weblog
 果樹栽培農家はこのシーズンは少しゆっくりと過ごすことが出来る。
本日は夫に”有料休暇をもらいます”との声に???自分では”有給休暇”のつもりだが、その様な労働者でないもので・・・・。<支払う>のと<頂く>のには大きな違いだが。
 今日が最終日の映画<いのちの食べかた>に出かける。学校でも教えてくれない、テレビでも見られない、食べ物のはなし。
 セリフもなく音楽も字幕すらないドキュメンタリー。
 食事前の”いただきます”は命をいただくの意であり感謝して食べるなどと教えられたものだが、この映画にはもっと深く捉えられるものがあるように思えた。
命(生命)を育むものがまた(生命)である事を改めて感じ、家畜であれ野菜穀物、魚に至るまで食べ物が機械によって製造されるかの映像に何とも複雑な思いがした。
 70席足らずの小さな劇場の半分程度をうめる観客の多くは主婦ではなかろうか。
見方はさまざまだと思える。正しい観かたなど無いだろうが、恐怖を懐くものもいるだろう。
 ささやかながらも少しでも安全で納得できる自給自足の生活ができるシアワセを感じた。
 <有料>ではなく<優良>の休日となった。

  < 休日も 農の暮らしに 拍車かけ >