毎日こう言ってます。「あした天気になぁれ!」とね・・・。
こんなにも雨が続くと葡萄農家は困ってしまいます。
この地の葡萄はガラスまたはビニールの室内で栽培されているので雨なんて関係ないように思われがちですが・・・どうしてどうして。
丁寧に粒間引きをして、スタイル良くしまりのある房作りをと心がけて来ましたが、なかなか思うようには育ってくれないものです。
果実が水分を含めば粒も肥大してきます。そして、糖度が高くなり美味しい葡萄に仕上がってきます。
だけど、デリケートなこの葡萄(グローコールマン)は表皮が薄く、肥大と共にプッツンと亀裂が入って、あれまあ台無しです。
おまけに雨の多いここ数日、この亀裂はやがて腐敗の原因となってしまうのです。傷ついた粒は一時も早く取り除かなければなりません。
すでに房形成ができているのですから、一粒たりとも切り落としてしまうとポッカリ穴があいてしまいます。
空いた穴埋めは、周辺の粒たちが少しずつにじり寄って再び姿を整えます。まるで一房を作り上げるための葡萄粒の組体操のようです。
このところの悪天候に婆は毎日、はち切れ葡萄がないかと目を光らせております。
< 天気には 敵いませんよと 愚痴ひとつ >
こんなにも雨が続くと葡萄農家は困ってしまいます。
この地の葡萄はガラスまたはビニールの室内で栽培されているので雨なんて関係ないように思われがちですが・・・どうしてどうして。
丁寧に粒間引きをして、スタイル良くしまりのある房作りをと心がけて来ましたが、なかなか思うようには育ってくれないものです。
果実が水分を含めば粒も肥大してきます。そして、糖度が高くなり美味しい葡萄に仕上がってきます。
だけど、デリケートなこの葡萄(グローコールマン)は表皮が薄く、肥大と共にプッツンと亀裂が入って、あれまあ台無しです。
おまけに雨の多いここ数日、この亀裂はやがて腐敗の原因となってしまうのです。傷ついた粒は一時も早く取り除かなければなりません。
すでに房形成ができているのですから、一粒たりとも切り落としてしまうとポッカリ穴があいてしまいます。
空いた穴埋めは、周辺の粒たちが少しずつにじり寄って再び姿を整えます。まるで一房を作り上げるための葡萄粒の組体操のようです。
このところの悪天候に婆は毎日、はち切れ葡萄がないかと目を光らせております。

< 天気には 敵いませんよと 愚痴ひとつ >