日中の温度といい、身を切るような風はさすが寒です。仕事の意欲も冬眠してしまいそう。
そうはいっても輝く陽射しはありがたく、使うあてもない大根をまたまた今日も切干大根にでもしましょうか。
冷たい風と太陽にさらされ好都合と思いきや、干したばかりの大根は干し網・台座もろとも強風にあおられ無残な姿であります。
大根の一本や二本もういいや~・・・そんな気持ちでおりましたが、やはり私も育てた身、百姓の端くれですから、そんな粗末をするわけにはいきません。
寒風の吹きつける裏庭で根気よくザルに拾い上げるその悲しい姿。なんと哀れでありましょう。
「◎×※~!、◎▽×◇~!。」と雄叫びが聞こえ、見上げれば二階の窓から孫が手を振っているでは・・・。
婆も手を振り、「これが百姓魂というもんよ~!」と心で叫んでやりましたよ。育てた者の心が働くんでしょうね。
拾い上げた大根をお米っでも研ぐかのようにやさしく洗ってやりますとそれは見事に色白美人になりましたよ。
< 労苦して 農に生きる 婆の意地 >
そうはいっても輝く陽射しはありがたく、使うあてもない大根をまたまた今日も切干大根にでもしましょうか。
冷たい風と太陽にさらされ好都合と思いきや、干したばかりの大根は干し網・台座もろとも強風にあおられ無残な姿であります。
大根の一本や二本もういいや~・・・そんな気持ちでおりましたが、やはり私も育てた身、百姓の端くれですから、そんな粗末をするわけにはいきません。
寒風の吹きつける裏庭で根気よくザルに拾い上げるその悲しい姿。なんと哀れでありましょう。
「◎×※~!、◎▽×◇~!。」と雄叫びが聞こえ、見上げれば二階の窓から孫が手を振っているでは・・・。
婆も手を振り、「これが百姓魂というもんよ~!」と心で叫んでやりましたよ。育てた者の心が働くんでしょうね。
拾い上げた大根をお米っでも研ぐかのようにやさしく洗ってやりますとそれは見事に色白美人になりましたよ。

< 労苦して 農に生きる 婆の意地 >