晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

よもぎ大福

2014-03-01 22:09:59 | Weblog
 <弥生三月>言葉の響きにも心地よさをかんじます。
 陽当りの良い畑にはやわらかなヨモギも伸び、よもぎ餅のシーズン到来。
  
 こんなに豊かな緑を見ると、摘まずにはいられません。
よもぎ大福ひとつにも、なかなか手かずが要りますね。
 小豆あんに白あん、どちらも食べたい春の味。
  
 わが家の畑で採れた白いんげん(七夕豆)、この豆に出会い美味しさ・上品さに惚れこんで作り始めて何年でしょうか・・・。
 餡にしましょうと水に浸せば、まるで真珠のような七夕豆もシワシワです。
  
舌触りなめらかな漉し餡にしようとひと手間かけて、婆は一粒・一粒顔を見ながら話しかけるように皮を取り除きます。意外と簡単に気持ちよく剥けるものです。(ザルで漉すのも一手ですがね)
そしてゆっくり、じっくり砂糖で練り上げます。
  
 おやまぁ!鍋はあんこだらけ・・・。(手荒な婆の正体が見えます)
 この白あんに白みそを加えれば、白みそ餡の柏餅。塩漬けの桜を加えれば、風味豊かな桜あんぱん。(これも4月・5月の課題としましょう)
 弥生三月、女の子にはうれしい雛祭りもすぐそこ・・・。

  < 弥生月 婆はよろこび 餡を練り >