晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

晴れの国の片田舎

2015-10-23 22:25:51 | Weblog
 最近はこんな光景も目にしなくなりました。稲刈りを終えた田に並んだ藁束です。

 晴れの国・岡山はお米が美味しい、魚が美味しい、もちろん果物も・・・。その上温暖で過ごしやすい平穏なところです。
この田舎でも農家が徐々に減り、お米作りをする家もわずかとなりました。
貴重な稲わらはこの地の氏神様の来年の行事で奉納するために残しています。輪番で春秋のお祭り、新年の注連縄に使わなければなりません。秋のお祭りには子ども相撲の土俵にと使われます。
 こうして先人から伝えられ今も氏神様をお祭りする当番がわが班に回って来ています。という訳で昨日はこの稲わらをえっちらおっちら束にしたので今日の農婆は腰痛でございます。
毎年行われる神社のお祭りも当番は8年に一度。世代を超え、こうした行事を次世代へと伝えて行かなければなりません。
家内安全・五穀豊穣をご祈念の稲わら夕陽に輝いておりました。
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