晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

農の道

2015-10-28 21:41:33 | Weblog
 飛行機雲が青空を駆けぬけるのを見上げながら「はーっ!」と腰を伸ばす農婆でした。
昨日は久しぶりの雨の予報に菜園用の稲わらをまとめておりました。

 夫が退職したら私は菜園専属にしてほしい・・・との思いは以前から伝えていました。
すでに退職ご12年が経過し、菜園管理も相当上達していいはずですが、なんとも険しい農の道です。
わが家の食卓をまかなうだけの菜園だけど、あれも植えたい、これも植えたいの欲望は年齢的な衰えも無視してしまいます。

 菜園に稲わらを上手く利用できればと一年分を保存するまでの苦労もまた半端ではありません。
 乾燥防止の敷き藁にと、コンバインが落として行った稲わらを束ねてしばらく乾燥させます。
 
 こんな仕事をする人も少なく、なんとももの好き農婆にすぎません。
 機械が切り刻んだ藁も利用価値があり、今年も堆肥袋にこ詰め込み整列。この姿に農婆はしてやったり…と自己満足です。
 
 それにしても地味な農の道の険しいこと・・・。あの青空にまっすぐ延びた白い道は一本は果樹栽培、もう一本は細々と農婆の菜園の道の様だと見上げておりました。
  < 険しくも 清々しさあり 農の道 >