晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

備中白小豆

2016-02-21 20:29:44 | Weblog
 備前・岡山暮らしの私、生まれはお隣の備中・S市です。
 郷土が誇る備中白小豆の存在を知ったのは数年前でした。
国内での生産もごく一部でとても高級な食材だと聞きます。
産直で見かけ思わず買い求めましたが、さて高級感を味わうには何に使うべきかと悩んでいました。

 ≪白小豆の桜便り≫そんなタイトル考えました。たかが<きんつば>ですが・・・。
 そうそう、もう春だというのに、昨年作っていた<桜茶>と<桜の葉の塩漬け>がまだたっぷり残っています。

 白小豆を柔らかく煮て、寒天で固めると羊羹。ここでとんでもない間違いが・・・。
 うっかりキビ糖を使ってしまい色白小豆は琥珀色となりさっぱり、台無しです。
 カットした羊羹に桜をのせ薄皮生地を付けて、軽く焼くだけで<きんつば>の出来上がり。
 桜の葉にのせ、ふんわり開花した桜茶でひと足お先に頂きました。
 小さな袋に桜茶ときんつばを入れ小さな小さな手土産を持ち出かけました。

 ふるさとS市で午後から備中温羅太鼓の公演が行われます。
今年は40周年の記念公演となり3時間の和太鼓ステージに誘われていました。
備中生まれの友と備中白小豆、備中温羅太鼓で今日はエネルギーをいただきました。備中三昧!
  < 腹に滲む わが故郷の 底力 >