既に会期も終わってしまった、
グレゴリー・コルベール (Gregory Colbert) の "Ashes and Snow" 展。
でも久しぶりに観た、打ちのめされるエキシビションだったので、
アップしておこうと思います。
会場はお台場のノマディック美術館。
美術館といっても、この美術館は恒久的なものではなく、
"Ashes and Snow" 展のためにそのつど特設される、
世界を永久に巡回し続ける美術館だそうです。
訪れたのが夜なので、美術館の外観がよくみえませんが、
実際は大量の船積みコンテナが外壁に使用されています。
美術館の外観はwikiのページで、サンタモニカのものが観れます。
このコンテナ、実はそれぞれの都市で調達されるようなので、
お台場で使用されていたのはおそらく以前の記事でアップした、
コンテナグランド展と同じモノだと思います。
館内へ入ると、神殿のように鉄の列柱が並ぶ、
巨大な空間に驚かされます。
柱の間に吊るされた巨大プリントにだけ照明が当たり、
それ以外の館内は極力灯りがおさえられているので、
まるで神殿の中にAshes and Snowのイメージだけが、
浮遊しているような錯覚すら覚えます。
「かつて人間が動物と平和に共存していた頃の、共通の土台を再発見すること」
をコンセプトに作られたイメージの数々は、
「始めも終わりもなければ、こちらとあちらという観念もなく、
過去も現在も存在していません」と本人が語る様に、
まさに<未来の記憶>。
何十枚と吊るされた等身大のスチールイメージと、
何カ所かで上映されている映像イメージをみているうちに、
実は超未来が、DNAに眠る超古代の記憶と、
まったく同じものなんではないかと思えて来ます。
訪れたのは、プレレセプションの3/10。
会場の至る所に、球体の花瓶に生けられたカラーが置かれ、
また壁面の至る所に蝋燭が置かれていて、
さらに幻想性を高めていました。
またサーブされる軽食やワインも、素晴らしく美味しく、
ロレックス インスティテュートの底力を痛感した一夜でした。
そして、各地の美術館が、
所蔵作品の何十倍もの金額で建設され、
何倍もの年間メンテナンス費がかかるという、
美術文化発展途上国の日本に一番必要な沢山の答えが、
提示されていた様にも思います。
グレゴリー・コルベール (Gregory Colbert) の "Ashes and Snow" 展。
でも久しぶりに観た、打ちのめされるエキシビションだったので、
アップしておこうと思います。
会場はお台場のノマディック美術館。
美術館といっても、この美術館は恒久的なものではなく、
"Ashes and Snow" 展のためにそのつど特設される、
世界を永久に巡回し続ける美術館だそうです。
訪れたのが夜なので、美術館の外観がよくみえませんが、
実際は大量の船積みコンテナが外壁に使用されています。
美術館の外観はwikiのページで、サンタモニカのものが観れます。
このコンテナ、実はそれぞれの都市で調達されるようなので、
お台場で使用されていたのはおそらく以前の記事でアップした、
コンテナグランド展と同じモノだと思います。
館内へ入ると、神殿のように鉄の列柱が並ぶ、
巨大な空間に驚かされます。
柱の間に吊るされた巨大プリントにだけ照明が当たり、
それ以外の館内は極力灯りがおさえられているので、
まるで神殿の中にAshes and Snowのイメージだけが、
浮遊しているような錯覚すら覚えます。
「かつて人間が動物と平和に共存していた頃の、共通の土台を再発見すること」
をコンセプトに作られたイメージの数々は、
「始めも終わりもなければ、こちらとあちらという観念もなく、
過去も現在も存在していません」と本人が語る様に、
まさに<未来の記憶>。
何十枚と吊るされた等身大のスチールイメージと、
何カ所かで上映されている映像イメージをみているうちに、
実は超未来が、DNAに眠る超古代の記憶と、
まったく同じものなんではないかと思えて来ます。
訪れたのは、プレレセプションの3/10。
会場の至る所に、球体の花瓶に生けられたカラーが置かれ、
また壁面の至る所に蝋燭が置かれていて、
さらに幻想性を高めていました。
またサーブされる軽食やワインも、素晴らしく美味しく、
ロレックス インスティテュートの底力を痛感した一夜でした。
そして、各地の美術館が、
所蔵作品の何十倍もの金額で建設され、
何倍もの年間メンテナンス費がかかるという、
美術文化発展途上国の日本に一番必要な沢山の答えが、
提示されていた様にも思います。
こんな迫力のある展覧会があったのですね?
リンクしてあるロレックスのサイトにも行ってみました。
ダンスにも見入ってしまいました。
このご紹介のお写真の象にはぐっと来て、
水の中の女性が祈っているようにも見えました。
素敵なものをご覧になりましたね♪
夏です。体調を崩されませんように・・・
グレゴリー・コルベールは、
もし機会があったら、セイさんには是非、
ご覧になって頂きたい作品です。
目を閉じているのが、
祈りを捧げている様にも、
瞑想している様にも、
目を失った未来人の様にも、
来るべきなにかの微細な音を聞いている様にも、
第3の目で何かを見てる様にも、
いかようにも感じ取れる作品でした。
セイさんもご慈愛ください。
PS : 冒頭の「書中~」
ですが、これは特別な意味があるのですか?
と言いたいところですけれど、
ミスタッチです、ごめんなさい
どうぞ呆れずに笑ってこれからも
よろしくお付き合いくださいな。
てっきりセイさんのことだから、
意味があってのことかと思いました。
そりゃぁ、ミスタッチもありますよね
じっくり楽しめるとてもいいサイトだったので
夜話の一部で紹介させていただきました。
題を変更したためTBがふたつになってしまいご免なさい。
ミスタッチに続き、とほほです。
ひとつめを削除してくださるよう
お願いします
とてもよくできていますね。
DVDは買って来たのですが、いま思えば、
写真集も買っておけばよかったと思います。
それにしても最近は展覧会に行く時間が、
まったくありません。