広い世の中、長い人生、いっも心楽しいことばかりではない
何の苦労もなく、何の心配もなく、ただ淡々と泰平にを楽しめれば
これはこれでまことに結構なことだが
中々そうは事は運ばない
時には悲嘆にくれ、絶対絶明、思案に余る窮境に立つこともあるだろう
しかしそれもまたよし 悲嘆の中から
人は初めて人生の深さを知り窮境に立って初めて世間の味わいを学ぶ事が出来る
頭で知る事も大事だが、身をもって知るという事が何よりも大事
身をもって知る尊いチャンス 得難い体得の機会ではなかろうか
そう考えれば 苦しい中にも勇気が出る、元気も出る。
思い直した心の中に新しい知恵が湧いて出る
そして禍いを転じてふくとなす つまり一陽来復
暗雲に一筋の陽がさしこんで、再び春を迎える
力強い再出発への道が開けてくると思うのである。
かの有名な「松下幸之助」氏
最近自分でも何かに囚われて心晴れずこんな時に
この方の本を手にして様々な事を解決してくれるのである
私にとって宝の本とでもいえよう
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