耳を澄まして静寂な古寺の参道を歩いていると、いろいろな鳥の声や羽ばたき、足音が聞こえてきます。目も凝らしますが音を頼りに待つ間、鳥が姿を現わすまでの期待感は高まります。
参道脇の枯れ葉の中でカサカサ音を立てて歩いているのは・・・出てきたのはキジバトでした。落ち着いた色合いで、首にスカーフを巻いたような模様がおしゃれです
小さなコッ、コッという声。ヒタキを予想して待つと、やっぱりルリビタキがいつもの焼丸太杭にパッと飛び乗ってくれました
中門を過ぎると葉を落としたモミジの木にジョウビタキがやって来ました
混群もやって来ました。シジュウカラ、ヤマガラ、エナガそしてコゲラもいます。とても賑やかです。ヂヂヂヂと鳴くのはシジュウカラです。研究によると「集まれ」という集合の合図だそうです。1羽だけ、群れから離れて合図をしている「指揮官」がいるように見えます
一緒にやって来たエナガ