池で暮らすカイツブリには新たな命が誕生しています。ここでは2羽のヒナが育っています。連日の猛暑の中、命をつなぐために懸命の努力をしている姿を見ることができます。親が川エビをヒナに与えようとしています。
池で暮らすカイツブリには新たな命が誕生しています。ここでは2羽のヒナが育っています。連日の猛暑の中、命をつなぐために懸命の努力をしている姿を見ることができます。親が川エビをヒナに与えようとしています。
パリオリンピックが始まりました。開会式は深夜のため寝ましたが、朝起きるとまだTV放送をしていました。オリンピック憲章には開会式で「聖火の点火に続いて平和を象徴する鳩が解き放たれる」と決められていますが、今回は登場したのかどうかわかりませんでした。2年前に近くの公園で見かけた「白いハト」が気になり出かけました。鳩レース中に迷って、この池にやって来たと思われるレース鳩です。
たくさんのハトにまじって、ひときわ目立つ「白いハト」が池の柵にとまっており、すぐに分かりました
以前と同様、両脚に脚環を付けています
暑いためか、木陰の場所でじっとたたずみ、羽を広げて手入れをしていました
以前は群れから離れて地面の餌を啄んでいましたが、今は堂々としていて、すっかりこの地に馴染んでいるようにみえます
この脚環を、もう外してあげたい気もするのですが・・・ 元気で暮らし続けてくれますように。
これから広島や長崎で開かれる平和祈念式典でも登場する「平和のシンボル」のハト。地球上から戦争がなくなり真の平和が訪れることを願うばかりです。
猛暑が続いていますが、古寺の森にはセミの声がシャワーのようにふりそそぎ、吹き抜ける風にわずかな涼気を感じます。子育てを終えた親鳥やひとり立ちした幼鳥が顔を見せてくれました。
子育てを終えたキビタキの雌
コゲラ
メジロは枯れ葉の中にあるものが気になるようです
シジュウカラの幼鳥
エナガの幼鳥も
近くの畑の柵にとまったホオジロの幼鳥
連日の猛暑には、鳥たちもつらいことでしょう。蓮池のカルガモは水を飲んだり、何回も水浴びを繰り返していました。飛び散るしぶきがシャワーのようです。
6羽のヒナが孵っていたカイツブリが暮らすため池。先に孵った4羽は、すでに親鳥から離れて自分で餌を採っていましたが、後から孵った2羽のヒナはまだ親鳥のそばにくっついていました。ところが、浮巣をよく見るともう一つ新しい卵がありました。
子「あれ! お母ちゃん そこにある白いもんは何?」 母「これは タマゴや あんたら知らんのかいな」 子「ふ~ん 初めて見たわ」
母「こうやって温めると ここから赤ちゃんがうまれるんやで。あんたたちも ここから産まれたんや」 子「へ~ぇ そうやったの。知らんかったわ」
子「母ちゃんは こんな格好して座ってはったなぁ。ちょっと やってみるか」 母「そっと 座るんやでぇ! 蹴ったらあかんで!」
母「クーラーないから 水に濡れた草 いっぱい持ってきて 家を冷やすわ。お父さんも 頑張らなあかんで!」 父「わかった わかった」
母「もうちょっと座ってられへんのかいな もう終わりかいな?」 子「もうあかんわ じっとしているのは もうイヤや~!」
こんな会話があったかどうだか? 想像してみました。
ヒナが抱卵している姿にはびっくりでしたが、この卵は真っ白ですので産まれたばかりと思われます。一番子の続きなのか、二番子なのか? 炎天下、大雨にも負けずカイツブリの子育てはまだまだ続きます。