四季の風にのって

――野鳥とともに――

スイレンの葉の上で~カイツブリ 

2024年09月16日 | 日記

孵化してから約ひと月が経ったカイツブリの赤ちゃんは、親の保護を受けながらも自由に動くようになりました。産まれた当初は、親鳥の背中に乗ったり羽の中に隠れていましたが、この日は仏様のように(?)スイレンの葉の上に上がっていっぷく。水を飲んだり、首を池に伸ばして何かを採っています。

葉っぱのプールでバシャバシャ水浴び

”そろそろ行くか”と、立ち上がり、池へザブン

池に戻ると餌をもらっていますが、時には”そろそろ自分で採る練習もしなさい!”とばかりに、けしかけられるような場面もみられます。


まん丸おめめ~コサメビタキ

2024年09月12日 | 日記

山での子育てを終えたコサメビタキが、渡りの前に公園の森にやって来てくれました。どの鳥の目も丸いのですが、顔と目の大きさの比率でしょうか、大きなまん丸おめめに見えます。気温は真夏並みですが、鳥たちは渡りの時期をきちんと計っているようです。

公園のナンキンハゼの実がたくさん出来ました。色づき弾ける日が楽しみです。こちらもまん丸おめめのメジロ

 


樹上のイソヒヨドリ

2024年09月10日 | 日記

知人から、最近よくイソヒヨドリを街中で見かけるという話しを聞きます。私も公園やお寺の境内で出会うことが多くあります。先日公園の森を歩いていると、木の上の方から、ヒーッ ヒーッ カッカッ ヒーッ ヒーッ カッカッ という小さな鳴き声が聞こえてきました。秋の渡りの鳥が入ったのかと思い探しても見つからず。目が森の暗さに慣れると、クヌギの枝にとまるイソヒヨドリ(雄)の姿があり、鳴き声の主であることが分かりました。春には、美しい声で朗々とさえずっていたイソヒヨドリですが、こんな優しい地鳴きもすることが分かりました。


ムクドリの群れ

2024年09月09日 | 日記

公園でムクドリの群れをよく見かけるようになりました。繁殖を終えた家族が集まってきたのでしょうか。遠くに顔が白い個体も見えたので、ひょっとしてコムクドリでは?と思ったのですが、後でよく見るとどうみてもムクドリでした。今年生まれた若鳥のようです。

騒音や糞で嫌われ者になることの多いムクドリですが、こうして公園や農地で害虫を沢山食べてくれると益鳥になるのですが。


何かいるかな?~コゲラ

2024年09月06日 | 日記

カタカタカタ・・・コゲラが木をつつく音が聞こえてきます。木の幹につかまりながら、上に下にと移動していきます。何か虫は見つかったでしょうか? 多くの鳥の足指が前3本、後ろ1本なのに対して、コゲラはしっかりと幹につかまれるよう前2本、後ろ2本に分かれているのが分かります。尾もうまく使って体を支えています。