四季の風にのって

――野鳥とともに――

争い

2023年11月28日 | 日記

私が水鳥に出会う数少ないため池。夏にはカイツブリの子育てを観察しましたが、この時季、2羽のカイツブリと20羽余りのカルガモに出会うことができます。池の奥の方にはマガモの姿が見えますが、手前には出てきてくれません。沢山のカルガモはスーッと池の中央に集まって泳いでいますが、何かの合図に合わせるようにスーッと池の周りの木の下に隠れてしまいます。時々、1羽のカルガモが他の1羽を威嚇し追いかけます。雄と雌なのか、縄張りなのか・・・その理由は私には分かりません。

鳥たちの世界もなかなか激しく厳しいものです。飛んで逃げる鳥の姿・体は美しく、そしてたくましくみえました。


混群

2023年11月26日 | 日記

この時季は、種類の違った鳥が群れになる=混群によく出会います。大勢でいる方が心強いのでしょうか。葉っぱの落ちた桜の木にやって来たのはエナガ、ヤマガラ、メジロです。いつもはシジュウカラやコゲラも一緒なのですが、今回は別行動のようです。群れているというよりも順に来るようで、どの種類も木のてっぺんの同じ枝にとまっては去って行きました。

この鳥がチリチリ・・・と皆に合図を出しているようにみえますが、本当のことはわかりません

下から落ち葉焚きの煙が上がってきました


水浴び

2023年11月20日 | 日記

今季初のベニマシコとの出会いは水浴びシーンでした。川のせせらぎの上に張り出すように茂る木の中へ、2羽のベニマシコがどこからともなく飛んできました。やがて朽ちた倒木の近くの浅瀬に雌と雄の2羽が降りて来て、水を飲み水浴びを始めました。北風が吹き水は冷たそうですが、鳥たちにとっては水浴びは必要なようです。

羽をバタバタすると水の波紋が美しく広がります

水浴びをする時は、尾羽を大きく広げています。ベニマシコの姫は、十二単を着ているよう?

河原には降りられず、橋の上からの撮影です。


グラデーション

2023年11月17日 | 日記

一言で言い表すことの出来ない色の数々が織りなす秋の森の光景。葉の色が緑色から黄色、オレンジ、赤・・・と変化するグラデーションがなんとも美しいナンキンハゼにやって来たのはカラス(ハシブトガラス)でした。シジュウカラは白い色の種をつついては舐めているような感じでしたが、カラスはバリバリと食べています。


目白押し

2023年11月15日 | 日記

公園の一角にある鳥の水飲み場にメジロがたくさんやって来て水浴びを始めました。満員御礼状態の「お風呂」は順番待ちや小競り合いも起こり、まさに「目白押し」です

「もうそろそろ出ていただけません?」「ちょっと長いんじゃありません?」「私ずーっと待ってるんですけど」

 

「お先でぇ~す」

飛び込んじゃおうっと!

こうなりゃ、みんなで入っちゃいましょ!! 1,2,3,4,5,6

「ちょっと! しぶきをあげずに出て行ってくれません!」

「小春日和で、いい気持ちぃ~」 仲良し、平和が何よりですね

こんなことを言っていたかどうだか? 冬鳥には出会えない日でしたが、楽しい時間を過ごさせてもらいました