四季の風にのって

――野鳥とともに――

私のおうちは?!~河川敷の鳥たち

2025年01月10日 | 日記

近年、河川敷の樹木の伐採が広範囲、大規模に行われています。樹木の繁茂は、水の流れを阻害し洪水を引き起こすため、治水対策として行っているとのことです。

私は年間を通じて、この河川敷を歩き脚力の維持に努めながら、木々や草はらに姿をあらわす野鳥をながめて、自然のありがたさを常々感じていました。しかしその光景は今や跡形もなくなっています。鳥のすみかもなくなり、出会う鳥の種類も数もめっきり減ってしまいました。吹く風も遮る物がなく、冷たく強くて歩くのも一苦労でした。

災害対策と自然環境保護を両立する方策がどうしても必要です。

このような状況の中でも、たくましく生きる鳥の姿がありました。伐採され積み上げられた木の上でアピールするモズ

                                            (2020.2)

ツグミはここをねぐらにしたのでしょうか? 積み上げられた木の中からあらわれました

ハクセキレイは重機の周りで、土の中から出てきた虫を食べているようです

ホオジロ、ジョウビタキは伐採現場には入らず、ネットや杭の上で様子見をしています

「ここは 私の すみかです!」とアピールする鳥の姿がありました。この声を代弁するにはどうすればいいのでしょう。いや、代弁じゃなくて私の願いでもあるのですよね。