四季の風にのって

――野鳥とともに――

すすき原に~ホオジロ

2023年01月10日 | 日記

年中どこへ行っても出会えたのに、最近はなかなか見なくなったホオジロに、河川敷近くのすすき原でゆっくりと出会えました。すすきの実を盛んに食べているようでした。目当てはベニマシコでしたが、鳴き声は聞こえず、姿をみることもできませんでした。


冬枯れの田に~タゲリ

2023年01月06日 | 日記

久しぶりに田園地帯を一周してきました。冬野菜が栽培されている畑もありますが、稲を刈り入れた後のままの田が広がっていました。何も見つけられずに帰ろうとした時、道路に近い場所に1羽のタゲリがいました。これまでのタゲリとの出会いは10~20羽が群れていることが多かったので、「ひとりぽっち」のタゲリは少し意外でした。

周りを見渡しても、仲間のタゲリはどこにも見当たりません。遠ざかることもなく、狭い範囲を行ったり来たりして採餌しています。

近くにもう1羽ーーーツグミがいました

ピンと伸びた黒くて長い冠羽、光の角度によって玉虫のように輝く羽に惹かれて、またアップの写真ばかりになりました。

20分位の滞在でしたが、飛び去ることもなく仲間が現れることもありません。元気そうに移動していたので、傷ついている様子はありませんでしたが、少し心配でもありました。


止まり木~ジョウビタキ

2023年01月03日 | 日記

古寺には表参道の脇にもう一つの参道があります。なだらかで階段がないので、私はいつもこの参道を歩きます。参道の両側には、腰ほどの高さの焼丸太杭が300本ほど打たれてシュロ縄でつながれています。野鳥とりわけジョウビタキやルリビタキは、この杭がお気に入りで、ここにしばし止まっては地面の虫など(餌)を探し、見つければすぐさま飛び降りてつかまえます。よく見つけられるものだと感心します。でも、鳥も生きていくためには必死なのでしょうね。

今日は参拝の人たちが沢山行き来をしていましたが、ジョウビタキがよく姿を見せてくれました。


撮り初め

2023年01月02日 | 日記

私がいつも鳥に出会う古寺へ、初詣を兼ねて出かけました。元日は好天でしたが、テレビの前に座り1歩も外出せず、スマホの歩数計はなんと「149歩」。「これでは駄目」と今日は重い腰をあげました。頑張れば良いこともあるものです。参道で迎えてくれたのは、雄のルリビタキでした。年末は雌のルリビタキでしたが、ここで雄に出会えたのは、4年ぶりになります。まだ羽が濃い青色に生え替わっていない若い雄のようです。

「幸福の青い鳥」といわれますが、からだは青、脇腹は黄ーーなんだかウクライナの国旗をも連想させてくれます。ウクライナの人々に一日も早く幸福が訪れることを願わずにはおれません。私も、1歩足を踏み出さなければ「青い鳥」には出会えないことを実感した新年の鳥撮りでした。