居酒屋♪VAAMちゃん

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甲武信ヶ岳~1泊テント~

2014年06月30日 17時23分02秒 | Weblog
5月31日~6月1日で百名山の甲武信ヶ岳へ行って来ました。

甲州・武州・信州の県境・なのでコブシ
山の形が拳に似ているからとも言われています。

長野県側から登ると、千曲川・信濃川水源標がありますが、今回のルートは山梨県側から。
徳ちゃん新道から急登を行き戸渡尾根へ。
甲武信小屋のテント場で一泊し、翌日甲武信ヶ岳山頂を荷物をデポしてピストンし、戸渡尾根から近丸新道を下るルートをとりました。

西沢渓谷入り口の駐車場は早い時間にもかかわらずすでにたくさんの車が止まっていて、登山客の多さを物語っていました。


徳ちゃん新道の入り口からしばらくは平坦な道でしたが、

しばらく行くとだんだんと・・・

標高差1400m位を上がるのに直接短時間で登るんですから、そりゃあ~急ですよね。


でもそれが登っても、登っても急なんです。平らになるところがほぼないって感じで。
奥秩父随一の急登といわれてます・・・

つづら折りに急登を登り・

シャクナゲの花が綺麗に咲いてました。アズマシャクナゲの花も
 
シャクナゲのトンネル!!
 
1869mの肩そこからまた急登です。どこまでつづくんだ~~!!

戸渡尾根分岐です。途中軽アイゼンを付けてる登山者や靴がぐちゃぐちゃって登山者が下山してきてましたが。登山道は雪もまだ残っていて、けっこう大変でして。

木賊山山頂も雪がつもってましたね。
2468.6m・三角点です。

何も展望のない木賊山をあとにすると
 
もうあと一頑張り!!甲武信小屋に続く最後のくだりは、雪が残っていて

頑張りました!!本日の目的地・甲武信小屋。ここのテント場で幕営です

15じくらいでしたがすでにテント場はいっぱい!!30張できるのですが、とくに区画があるわけでなく早い者勝ちだからね。
みんな余裕の空間をとってる感じで。
ちょっと詰めてもらってテントを張りました。ぎゅうぎゅう詰めって感じでしょ。
  
小屋のすぐわきをちょっと上がったところには荒川水源の碑

そこから見下ろす甲武信小屋とテント場

気温もこのころには下がってきて寒さもかんじます。小屋の中にはストーブがたかれてるくらいで、暖まりにいきましたよ。
 
小屋の中売店は自分で精算するシステム

けっこう芸能人もきてますね。色紙と写真がいっぱい小屋の壁にありました。



2日目

早朝はやはりご来光・

4時半にはみんな待機しててカメラを構えてますよ。天気がよくてよかった~

甲武信小屋に朝日が当っています・

少し高いところから甲武信ヶ岳と甲武信小屋を撮影・このスポットが一番いいんだよって小屋のご主人が教えてくれました。


さて甲武信ヶ岳山頂へ。荷物はデポして身軽に行きました。山頂までは20分くらいです。
最初の急坂を上りおえて、途中から景色すご~い

お天気もいいから山頂もすご~い

ぐるっとみえちゃいますね。

いつまでもいたいな。って思いますが、そうも言ってられないんで。

下山は小屋から木賊山までは同じ。そのあとをどうするか・・・
戸渡尾根の分岐で破風山のほうへ行くか悩んでいたら小屋のオヤジがきて、戸渡尾根がいいというので一緒の方向に。
途中ザレバでの眺望は素晴らしくて。どうやら小屋のオヤジはここに写真と動画を撮りにきたみたいでした。

1869mの肩からは近丸新道を下ります。
こちらも徳ちゃん新道ほどではないものの、なかなかの急斜面。それにへばりつくように花が咲いてました。

もちろんアズマシャクナゲもきれいでしたね


斜面は硅石採石場跡だったので、たくさんの硅石がありました。

そこに交じって?シカの頭蓋骨も

徳ちゃん新道の途中にはシカの死体があって、ギョッとなりギャ~っと叫んでしまって、見ないように息もしないようにしてその脇を通りましたけど・・・ハア・・・・
登山道を下り出たところは

ヌク沢。これを渡ります

このあたりからすっかりと今までとは変わったんですね。道の様子が・・・
トロッコの廃線があります。でも途中、線路が落ちちゃったりしてて。

登山道の地質がなんだか今までとちがって、白っぽい砂みたいで、アリジゴクのようにザラザラと崩れ落ちてしまうんです。

ですから途中、道がすごっく細くなってたりして危険な感じのところがたくさんありました。

荷物も重いので慎重に下山して
ようやく登山口まで降りるあと5歩くらいでバランス崩して・・・!!
あっぶな~い!ギリセーフで転ばずにすみました(笑)

無事下山!!

お疲れ様でした。