日本三大霊峰・白山～北陸の山・その１

さてさて、北アルプスパノラマ銀座から帰ってきた翌週の8月8・９日と北陸の山へ行って来ました。
日本三大霊峰の一つ白山
他の２座立山・富士山はすでに制覇していたので、残りの１座も行ってみたかったのです。それだけではなく、白山は私の母の故郷の山でもあるのです。金沢に行く度、登ってみたいと思っていました。

計画当初は、小屋泊まりで身軽に一人で行こうと思っていましたが。白山は花の山としても大変人気があるらしく、また国立公園の為か小屋泊するのも完全予約せいで。計画をした7月では時すでに遅しで小屋はどこも満室。テントが張れる野営場は1か所しかないし・・・でもどうしても行きたかったので、テントで行くしかない！と思い計画し直しました。そしたら、山の相棒がそんな魅力的な話に乗ってこないわけがなく、今回の白山も相棒と一緒に行くことになりました。

前日の夜に新宿から夜行バスにのり、早朝に金沢駅へつき乗り継ぎよく白山登山バスへ乗り込み走ること2時間半。白山の登山口である別当出合１２６０ｍへようやく到着
登山口は信仰の山だからでしょうか、鳥居をくぐって。白装束の方も。
まずは長い吊り橋。
先週に続き、お天気は快晴！！
コースは砂防新道橋を渡ると樹林帯へ。小学生の団体さんやツアー登山者・他にも老若男女、様々な方々が多数のぼっており、大変な賑わいです。さすが北陸の山・関西圏の方々が来やすいのでしょうかね。話を聞いてると関西弁が聞こえてきます。それと、ＮＨＫの朝ドラ「まれ」で聞き覚えのある方言も。今まで登った山にはなかったことで、ちょっと楽しくなりました。
1時間くらい歩いたところで中飯場１５００ｍに到着水が豊富にあるようで、水道からジャバジャバでる水場にトイレもちゃんとあります。うれしいです。
休憩して出発
次なる休憩所はそこから1時間半くらいのところにある甚之助避難小屋です。
その間の１７５０ｍの場所にある別当観登りがずっと続くのでここでも一息水補給。
ようやく甚之助避難小屋１９６０ｍへここでお昼ご飯。といってもたいしたものは食べませんが(笑)沢山の人が避難小屋の中にも外のベンチにもいましたね。そのちょっと上にも旧避難小屋の跡地１９７０ｍがあり、こちらもベンチで休憩してる方が。ちょうどお昼時だからですかね。そこから20分くらいで室堂と私たちが向かう南竜ヶ馬場との分岐２１００ｍ。結構傾斜がキツかったね。
分岐を右に進みますここまでくる途中で
高山植物もちらほらありましたが、ここからは右の斜面にも左の斜面にも花々があり一つ一つ見ていくのが大変なくらいニッコウキスゲ・ハクサンチドリ
ハクサンフウロ・
クロユリは日本で一番の群生地らしいです。ハクサンコザクラ
ハクサン・・・という固有種も多く、ここはほんとに高山植物の花畑ですね～花を楽しみながら湿地帯の木道を進み、ようやく南竜ヶ馬場野営場へ

本日はこの広い野営場で1泊です。

夕日も沈みだし・・・
おやすみなさい・明日は未明よりヘッドライトつけて登山開始ですからね～