今まで観てきて、ボクシングで一番脳裏に焼き付いているシーンと言えば、中学生の時に観た鬼塚勝也選手のラストファイトであり、ラストラウンドのシーン。
右目の視力を限りなく失い、「これが勝っても負けても最後」と決めて臨んだ6度目の世界タイトル防衛戦。
網膜剥離を隠し続けてリングに上がり続けた鬼塚選手は初めて敗れ、試合後、網膜剥離と診断されそのまま引退。
拳部分が薄い、レイジェス製の6オンス(当時)のグローブで、ロープを背に挑戦者の1分以上に及ぶアラレのような連打も凄かったけど、その連打を浴びながらも、レフリーが試合を止めるまで倒れることのなかった姿はもっと凄かった。
李炯哲 vs 鬼塚勝也
【KSBC】神戸スポーツボクシングクラブ
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