神戸スポーツボクシングクラブ【KSBC】リュウ会長のリュウ流ブログ

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準備・心構え

2012-08-12 10:15:37 | コーチング・指導

夏目漱石(そうせき)の書は何とも言えない気品があって、誰もが欲しがった。

漱石門下の某氏もその一人で、かねがね何度か所望(しょもう)したが、一向に書いてくれない。

ある時、夏目邸の書斎で某氏はついに口を切った。

「前から何度もお願いしているのに、どうして僕には書いてくださらないんですか。

雑誌社の瀧田(たきた)にはあんなにお書きになっているのだから、僕にも一枚や二枚は頂戴(ちょうだい)できそうなもんですな」

漱石は静かに言ったという。

「瀧田君は書いてくれと言うとすぐに毛氈(もうせん)を敷いて、一所懸命に墨をすり出す。

紙もちゃんと用意している。

都合が悪くていまは書けないというと、不満らしい顔も見せずに帰っていく。

そして次にやってくると、都合が良ければお願いします、とまた墨をすり出すんだ。

これじゃいかに不精なわしでも書かずにいられないではないか。

ところが、きみはどうだ。

ただの一度も墨をすったことがあるかね。

色紙一枚持ってきたことがないじゃないか。

懐手(ふところで)をしてただ書けという。

それじゃわしが書く気にならんのも無理はなかろう」

『小さな人生論 5』致知出版


なにか頂く際にもそれなりの準備が必要ですね。


一流と二流の違い

2012-08-11 12:05:59 | コーチング・指導

一流と二流の違いというのは、

「こんちくしょう、こんなところで負けてたまるか」

と思うのか、

「誰も見ていないから、もう今日はいいや」

と思ってしまうのか。

妥協しない日々を積み重ねられるかどうかの差だと思います。

「突破論」平井伯昌


恩を与えた人は、それを・・・

2012-08-10 14:08:20 | いい話

入社4年目で初めての結婚記念日の日。

社内でトラブルが発生した。

下手したら全員会社に泊まりになるかも知れないという修羅場なのに、

結婚記念日なので帰らしてくださいとは絶対に言えなかった。

5時を回った頃、T課長が俺を呼びつけ、封筒を渡して、

「これをK物産に届けろ」と言う。

K物産は、隣の県にある得意先で、今から車で出ても8時までに着けるかどうかすら分からない。

「届けたら直帰していいから」と言うが、

直帰も何も、K物産に届けて家まで帰ったら、きっと11時は過ぎるだろう。

文句を言いたかったが、

「わかりました」と言って封筒を預かった。

中身を見ようとすると「中身は車の中で見ろ。さっさと行け!」とつれないT課長。

不満たらたらの声で「行ってきます」というと、

課内の同情の目に送られて駐車場へ向かった。

車に乗り込み、封筒を開けると、一枚の紙切れが。

「結婚記念日おめでとう。今日はこのまま帰りなさい」

と書かれていた。

会社に入って初めて泣いた。

その翌年、T課長は実家の家業を継ぐために退社した。

送別会の席でお礼を言ったら

「そんなことあったか?」と空とぼけていた。

T課長、お元気でおられるだろうか。

「魂が震える話」


「恩を受けた人は、その恩を心にとめておかなければならない。

しかし、恩を与えた人は、それを覚えているべきではない」キケロ(哲学者)


精神的な強さは、鍛えられます。

2012-08-09 11:16:03 | 名言

「最近の若者は、精神的に弱い」なんてことが言われますが、ロンドン五輪の若い選手たちの活躍をみると、全くそんなことはないことがわかります。

一昔前の日本選手の試合を思い出すと、精神的なプレッシャーに負けて実力を十分に発揮できずにあっけなく負けてしまうパターンが多かったと思います。しかし、今回の各競技で、プレッシャーに負けずに、実力以上の力を発揮しているチーム、選手をたくさんみかけます。
...


ちょっとしたストレスで会社に行けなくなる「新型うつ病」が増加しているという現象から、メンタルタフネス(精神的な強さ)が弱い人が増えていることは事実と思いますが、結局のところ、個人個人の問題なのでしょう。

メンタルタフネスは、幼少期の体験。つらいこと、苦しいことを我慢して乗り越えてきた体験によって鍛えられるものですから、甘やかせて育てられれば、我慢できない、ストレスに弱い、メンタルタフネスの弱い大人に育ちます。

一方、オリンピックで活躍するような選手たちは、小さい頃からスポーツを叩きこまれ、徹底して鍛えられ、つらい、苦しい体験を山ほどしているでしょうから、大舞台でも臆することのない、強い精神力を手に入れているのでしょう。

子供が転ばないように障害を取り除くのは、親の役割ではありません。転んでもすぐには手を差し伸べない。子供が自分で立上るまで見守り、精神的に支える。

子供に苦労させないことが子供への愛情ではなく、子供に苦労させることがむしろ、メンタルタフネスを育てるために重要なのだと、若い選手たちの活躍を見ながら思いました。
「精神科医 樺沢紫苑」

カラダのために

2012-08-08 13:59:32 | 名言

カラダの調子を
整えること
行っているだろうか。

せっかくもらった
このカラダ、
美しく保ちたい。

美しく保つために
あなたができることはなんだろう。

あなたが
していることはなんだろう。

したいことは
なんだろう。

カラダを大切に
してあげよう。

【今日の魔法の質問】
「カラダに何をしてあげられますか?」


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