1992年、TBSの作品。
主演、賀来千香子、布施博
30年前の作品ということでツッコミどころ満載だが一々突っ込んでたら再放送なんてやってられなくなる。
結論から言うと面白くない。今観ると当時騒いだほどセンセーショナルではない。この程度で騒いでたとは時代を感じる。
ただ、君塚良一脚本、生野慈朗演出、貴島誠一郎プロデュース、ながいことドラマや映画を観てきたら必ず目にしたことのある名前がずらりと。
主役の賀来千香子と布施博って当時は人気あったの?
わからないけど主役ってイメージないな。賀来千香子のぶりっ子さが笑えて笑えて、自分がその場にいたら間違いなく騙されるなと。なんか男女7人夏物語の印象が強いんだな。
布施博なんて北の国からでチラッとみたくらいで、この作品の前にも後にも見たことないかもしれない。
布施博の同僚に小沢仁志出演。この人はやくざモノでしか見たことないから一見の価値あり。それとこれは声で偶然気が付いたんだけど、賀来千香子の後輩役の坂井真紀の恋人役に田辺誠一(当時は別の役者名)が出演していた。よく気づいたなと自分に感心した。
やっぱ佐野史郎の冬彦さんは怪演だった。ストーリーに対しては今更だけど、この人の演技は、当たり役キターって心の叫びが聞こえてきそうな、まぁ結果的にだけど。この演技に視聴率が引っ張られた感じで、個人の演技でこれだけ視聴率が上がった例って今まで見たことないかもしれない。
第5話で明石家さんまがゲスト出演してたけど、セリフ何言ってるのかまったくわからなかった。
ドラマ主題歌にサザンオールスターズの涙のキッス。初のミリオンセラーだそうで、ドラマの影響って凄いな。だって曲がドラマと全然合わないんだもの、それなのにヒットって。