難しいことはわかりませんが。

実は、主夫からアルバイトに成長しました。

クライマーズ・ハイ/横山秀夫

2023年12月15日 00時11分08秒 | 
2014年以来9年ぶりの再読です。所有している本です。
何度読んでも素晴らしいと感じました。

いよいよ主人公の悠木よりも年上になってしまいましたので、感じ方にも変化があったようです。具体的にはわかりませんが。

群馬県にある架空の新聞社「北関東新聞」を舞台に、日航機墜落事故の報道のあり方を地方紙vs全国紙や社内の局の熱量などを絡めた大作です。
全権デスクに指名された主人公の悠木が上司や部下との間での奮闘を描いていて、著者が群馬県の上毛新聞に勤めていた際の事故なので、新聞社内でのできごとがよりリアルです。
それだけでなく、新聞のできる前から家庭に配られるまでの流れもわかります。

ドラマ化や映画化もされました。
悠木役は映画の堤真一よりもドラマの佐藤浩市の方がよかった記憶なんですが、このドラマの再放送が一向にないのは残念です。(NHK)

作品の中で悠木は送られてきた原稿の無駄を思いっきり削る場面がありましたが、
映画では原作の無駄な場面を思いっきり削っているので見やすいです。

私はあまり賢くないので、今回で読むのは3度目ですが、ようやく本当の面白さに気付いたような気がします。
死ぬまでにあと2~3回は読むでしょう。また何か新しい気づきが現れるかもしれません。






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