2006年本屋大賞9位の作品。
期待したほど面白くなかった。
県庁に勤めている青年が、官民交流で民間スーパーで1年間働くというお話。
織田裕二主演で映画化されているが、こういうのって映像で観たほうが盛り上がるのかもしれない。
ただ、地上波で放送されてない?、私は観た記憶がない。
気になったのは、ちょうちょい区切って目線を変えてるんだけど、
主人公二人、どちら目線なのか数行読まなきゃわからない時がある。
数行読んで、あぁ、二宮だったのか、とか、野村だったのか、という感じ。あんまり親切じゃないかな。
このままだと映画化は限界があるので二宮泰子を若い女性にしていた。
確かにこの原作のままだと、他店へ偵察行くシーンも、おばちゃんから誘われたんじゃ行く気にならない、県庁から来たプライドの高い若い兄さんなんだから。
300万円騙し取られた件とかどうなったんだろう?
こういう無駄を省いて、県庁さんにスーパー全体が動かされるところを丁寧に描いて欲しかった。
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