大阪国際女子マラソンをテレビで観戦しました。
解説には高橋、渋井、福士、車には野口、バイクには千葉、副音声には増田、それにゴール後のインタビューかな?有森が。
好評だったみたいだけど、なんか騒々しい。個人的には高橋の発言だけは注意して聞くようにしている。
このレースの見どころは鈴木優花選手がパリ五輪後の初マラソンをどう料理するかでしたが、良かったと思います。ラスト800mで抜かれはしたものの、魅せてくれたなと。優勝したエデサ選手が最後振り返って鈴木選手も位置を確認した瞬間があったのですが、そこでいければ最高でした。というのも、なんかの大会で瀬古が調子悪く諦めかけたとき、前を走ってた宗選手が後ろを振り返ったのを見て「あぁ、宗さんも辛いんだな」って逆に奮起したと言ってました。
さて、驚いたのは小林香菜選手ですね。中間点あたりで一度遅れて、CM明けの23㎞付近でトップ集団に追いついていて、そのあとまた遅れて、だけどテレビカメラが次に彼女を映したときは3位の伊澤選手を抜く瞬間で、テレビカメラも右往左往、気がついたら鈴木選手に迫ってるではないですか!さすがに届かないだろうと思っていたら、鈴木選手が遅れ始め、ラスト800mで追い抜くという逆転劇。これは観ていて痺れましたね。
高橋尚子さんの解説にもありましたが、パリパラリンピックで銅メダルを獲得した道下美里さんの走り方に似ていますね。背丈も似ているのでああいう走り方が向いてるのでしょうか。
大塚製薬の小林香菜選手は社会人1年目のルーキーだそうで、これからが非常に楽しみです。
鈴木選手ももう少し早く気づいていれば対応したかもしれませんが、観衆の声が聞こえなかったそうです。面白いのはエデサ選手と鈴木選手と小林選手が等間隔くらいで離れていたんです。もしかしたら、鈴木選手に対し危険を知らせる声が、前をいくエデサ選手との差が詰まってる声援と勘違いしたのか。
エデサ 2:21:00
小林香菜 2:21:19
鈴木優花 2:21:33