●たかい●やすい
◆たかい 【他界】
（名）スル
(1)死後の世界。また、死ぬこと。
「父は去年―した」
(2)死者の世界。天・山中・地下・海の彼方など文化により多様。
「―観」
★★★★★
・たかい たかゐ 【高井】
姓氏の一。
★★★★★
・たか・い 【高い】
（形）[文]ク たか・し
(1)空間的に基準面よりかなり上にある。
(ア)物の下端から上端までの差が大きい。上方に伸びている。
「背の―・い人」「―・い山」「雪が―・く積もる」
(イ)離れて上の方に位置している。はるか上方にある。
「―・い秋空」「ヒバリが―・く舞い上がる」「日はまだ―・い」
(ウ)前方に突き出ている。
「―・い鼻」
(2)音や香りが顕著である。
(ア)高音である。音や声の振動数が多い。
「―・い方のドの音」「―・い声で歌う」
(イ)音や声が大きい。
「声が―・い。静かにしろ」
(ウ)〔(イ)から転じて〕世間に広く知れわたっている。
「評判が―・い」「世評が―・い」「悪名が―・い」
(エ)香りが強い。
「梅の香りが―・い」
(3)序列・価値が上位にある。
(ア)地位・格式などが上位である。
「身分が―・い」「―・い家柄」
(イ)教養・能力などがすぐれている。
「識見が―・い」「目が―・い」「知能が―・い」
(ウ)品位・品格がすぐれている。
「格調が―・い」「気品が―・い」「―・く評価する」
(4)志向が高尚である。低俗なものを嫌う。
「理想が―・い」「志が―・い」「気位が―・い」
(5)数量的に多い。
(ア)金銭的に額が多い。
⇔安い
「物価が―・い」
(イ)程度を数値で表した時、その数値が大きい。
「血圧が―・い」「気温が―・い」「年―・くなりて/宇治拾遺 24」
(6)時間的に遠い。
「―・き昔の道慕へども/続後拾遺（雑下）」
(7)尊大である。
「下から出りやあ恐ろしい―・え/人情本・辰巳園（初）」
⇔低い
→お高い
［派生］ ――さ(名)――み(名)
［慣用］ 敷居が―・頭が―・鼻が―・目が―/ただより高い物はない・枕を高くする。
» (成句)高きに登る
» (成句)高きに登るは必ず低きよりす
» (成句)高くつく
◆たかい 【他界】世界宗教用語大事典
自己の属していない他の世界。そこへ行くこと（死）をもいう。古代宗教や世界宗教では、現世と他界の断絶という観念が信仰の中心を占める。他界は楽土（天国・極楽）でもあり苦土（地獄）でもある。ために宗教的な善行などが説かれるが、近代はこのような他界観は薄れてきており、現世的倫理がそれに対応しているとみてよい。
◆タカイ 隠語大辞典
読み方：たかい
物ヲ少シ与ヘルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・愛知県〕
少キコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・和歌山県〕
分類 和歌山県、愛知県
★★★★★
・高い
読み方：たかい
少ないこと。或は容易に窃取出来ないこと。その反対を「安い」といふ。
１．少ないこと。
２．盗みにくいこと。「あのやさはたかい」といえば（あの家は盗みにくい）ということ。
★★★★★
・高い
読み方：たかい
掏り取ることが困難であるといふ意味。〔犯罪語〕
掏り取ることが非常に困難であるといふこと。
〔犯〕掏り（取り）にくいことをいう、高いところにあるの意。
盗みにくいこと。用例「あのやさはたかい」（あの家は盗みにくい）。〔一般犯罪〕
掏りにくい。〔掏摸〕
すり（掏摸）難いこと。高くて手が届かない形容。〔す〕
分類 す／犯罪、掏摸、犯罪、犯罪者、犯罪語
◆形容詞
たかい【高い】
１．位置が基準面と比べて上にある。
Ａ．物が上方に伸びている。「山が高い」「背が高い」
Ｂ．物が離れてはるか上にある。「空が高い」
２．音がはなはだしい。
Ａ．高音である。「高い声」
Ｂ．音が大きい。「声が高い」
Ｃ．(2)が転じて、広く知られている。「名高い」「悪名高い」
数量が多い。
Ａ．値段が上であること。
Ｂ．程度を数値化したとき、その数値が大きいこと。「気温が高い」
◆やすい やすゐ 【保井】
姓氏の一。
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・やすい 【安▽寝】
安らかに眠ること。安眠。
「まなかいにもとなかかりて―しなさぬ/万葉 802」
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・やすい やすゐ 【安井】
姓氏の一。
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・やすい 【野水】
⇒岡田(おかだ)野水
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・やす・い 【安い】
（形）[文]ク やす・し
(1)（「廉い」とも書く）値段が低い。安価だ。
⇔高い
「市価より―・い」
(2)（「（お）やすくない」の形で）男女が親密なのを、うらやみからかっていう語。
「―・くない仲だ」
(3)心が穏やかだ。悩みがない心境だ。平静だ。
「心をお―・くお持ち下さい」「物思(も)はず―・く寝る夜はさねなきものを/万葉 3760」
(4)気軽である。軽々しい。
「心にまかせて身を―・くも振舞はれず/源氏（橋姫）」
［派生］ ――さ(名)
» (成句)安かろう悪かろう
» (成句)安く見られる
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・やす・い 【▽易い】
（形）[文]ク やす・し
〔「安い」と同源〕
(1)簡単で大した手間はかからない。容易だ。やさしい。
「言うは―・く行うはかたし」「案ずるより産むが―・し」「お―・い御用だ」
(2)動詞の連用形の下に付く。
(ア)とかくそうなる傾向がある、そうなりがちだ、などの意を表す。
「風邪をひき―・い」
(イ)…するのが容易だ、…するのが簡単だ、などの意を表す。
「歩き―・い道」
［派生］ ――さ(名)
◆やすい【易い】鳥取弁辞書
《参照》みやすい
◆安い 隠語大辞典
読み方：やすい
１．掏り取ることが容易であるといふ意味。〔犯罪語〕
２．犯罪行為の仕易いこと。
３．〔犯〕掏摸易いこと、やさしい意味から出た語。
４．掏りやすいこと。〔掏摸〕
５．スリ易いこと。〔掏摸〕犯行の仕易いこと。
分類 掏摸、犯罪者、犯罪語
◆形容詞：安い
やすい（安い）
物に付けられた値打ち、値段が低い。
◆形容詞：易い
やすい（易い）
行うことにさほどの労力を使わなくてもよい様子。容易である
「案ずるより産むがが易しだろ？」
◆名詞
やすい【安寝・安眠】
落ち着いてぐっすり眠ること。安眠すること。
・瓜食（は）めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲（しの）はゆいづくより来りしものぞまなかひにもとなかかりてやすいしなさぬ（山上憶良『子等を思ふ歌一首、また序』 万葉集）
・瓜を食べれば、（食べさせてやりたいと）子供たちのことがおもわれる、栗を食べればなおさら偲ばれる。（子供は）どこからの賜りものなんだろう、（離れていると）まぶたの裏にむやみに出てきて、ゆっくり寝ることもできない。
●食の乱れが世の乱れ
◆食の乱れが世の乱れ http://p.tl/Bwjp
江戸時代まで、日本人の食生活は玄米と穀物、野菜、小魚等が主流であり、白米を食べるようになったのは江戸時代に入ってからでした。鳥獣の肉や、卵も食べられていましたが、特別な日のご馳走や、薬膳として食べられたのが一般的で、現在のように毎日の常食として食べられていた訳ではありません。
徳川家康は、玄米と穀物野菜、それに小魚の食事という粗食を、生涯続け、今川家の人質という苦難の境遇から、天下統一とその後の300年の太平の世の礎を築きました。農民の出身で天下人となった豊臣秀吉も、玄米が大好物で、好んで食していたと伝えられています。
日本の土を踏んだフランシスコ・ザビエル神父が本部あてに出した手紙には、次のように書かれています。
◆水野南北と「食の安全」・・食の乱れが、世の乱れ！ http://p.tl/k8QL
食の乱れが世の乱れ！水野南北先生が「欧米化」による「食の悪の枢軸」に迫る。[玄米菜食]に戻れと叫んでいる！
日本人の「もったいない」の地球にやさしい精神を、世界に発信しましょう！「もったいない、もったいない・・・そんなに贅沢したら・・・・もったいないお化けが出るよ！」
日本人の倹約遺伝子は、世界で最も高く持っている民族だと、言われてきた。だが・・最近の世の中贅沢過ぎて、どのテレビ番組も,口から溢れるほど食べて,こぼして・・ふざけて、「大食い、飽食、美食」で人間を、病魔に犯させようと、マスコミが捏造し、煽っている。
◆テレビを見ると、 食生活が乱れる?（Adobe PDF） http://p.tl/6-RM
よ. く. 見. せ. る. 画. 像. や. 映. 像. が. あ. り. ま. す. し. 、. ネ. ガ. テ. ィ. ブ. な. 情. 報. は. 伝. え. な. い. 、. ス. ポ. ン. サ. ー. や. 制. 作. 者. の. 意. 図. が. 強. く. 入. り. 込. ん. で. い. る. な. ど. の. 特. 徴. が. あ. り. ま. す 。
◆食生活が乱れても、サプリメントを活用すればOK！.http://p.tl/0DqL
ときには、食生活が乱れる日が続くこともあるでしょう。でも、あきらめないで！そんなときはサプリメントで栄養補給してもいいのです。
健康的な食生活がどのようなものかを知っていれば、自分のリズムが落ち着いたらすぐに正しい食生活に戻すことができます。続けることと、無理をせずに日常生活に取りこんでいくことが大切です。
多少の波があっても、継続していればカラダは内側から着実に変わっていきます。続けることで、忙しいときに選ぶべき食べ物も変わってくるはず。
◆ー 家庭での食育機能が低下（Adobe PDF） http://p.tl/nwNy
外食や中食 (持ち帰りの弁当やそうざい) を利用する食の外部化や簡素化が進行. ・ 生産体験や生産者との交流体をする機会が減少. ー 食に対する理解の不足と食生活の 乱れ 實。
◆体温を上げる食生活 | No.111 Mio - Function5 http://p.tl/_Kf6
これは食生活の乱れからくる「冷え」もひとつの要因です。 それではどんな食事が日本人の冷え対策にいいのでしょう。明治時代に文明開化で食文化の西洋化が進むのを心配して、食物と心身の関係を提唱した「食養」の元祖石塚左玄がつくっ ...
◆食育で何をどう実現するのか？（Adobe PDF） http://p.tl/dsCC
食生活をめぐる. 現状と課題. (1)現代の食生活. 現代の食生活は一見豊かにみえます。し. かし一方で、夕餉（ゆうげ）を囲む家庭の ... 食の乱れが、. 体の乱れとなり、さらに心の乱れを引き起. こし、ついには社会の乱れを招いていると. の指摘もあります。
◆学校における食育の必要性 - 愛知県（Adobe PDF） http://p.tl/MQvW
食の乱れに起因した肥満や生活習慣病の増加が見られ、過度の痩身などの問題も. 指摘されています。食に関する問題は、 ... 子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要で. ある。今、改めて、食育を生きる上で ...
◆幸食のススメ１． 粗食 http://p.tl/7goQ
『開運の秘訣は食にあり』とは、江戸時代の偉大な観相家、水野南北の言葉です。
食事を節して運を開くという方法は、南北自身がその身を持って証明した究極の長命開運法と言われています。水野南北自身の生涯と、希代の観相家としての経験によって裏付けられた、世界に類を見ない教えと言っても過言ではないと思います。
「マクガバン・レポート」は「諸々の慢性病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした《食原病》であり、薬では治らない」としています。
更に「われわれはこの事実を率直に認めて、すぐさま食事の内容を改善する必要がある」と、７項目の食事改善の指針を打ち出しています。
◆イ 食生活の現状 p.40 - 農林水産省図書館（Adobe PDF）http://p.tl/fSRI
誰かと一緒に食事を楽しむことを 「共食」 といいますが、 共食は人と人とのコミュニケーションを円滑にし、 心身の健康の増進につながるとされ ... そのなかで、栄養のかたよりや食習慣の乱れ、過度のやせ志向、食を選択するーための知識の不足、 食事を大切にする心 ...
◆食はどこへ行く？ - 旭化成（Adobe PDF）http://p.tl/8Pig
◇ 食生活では、子どもの乱れた食事情が最近問題となっている。その対策として、「早. 寝早起き朝ごはん運動」や「食育」が注目されている。 (p.7−p.10).
◆開運の秘訣は食にあり http://p.tl/Rxcs
食を節して運を開くという教えは、水野南北が自ら経験したことをもとに、自らの人生をもってその正しさを証明した貴重な教えです。老いも若きも、美味美食を追い、グルメブームが世の風潮となっている現代において、時代に逆行する考えだと思う人も多いかと思いますが、実際には、粗食をもって自らの身を修めることこそが、天の摂理に叶った人間の歩む道だと思います。なぜなら、天の理に叶った食を慎むという行いに対して、万人に分け隔てなく、天は大きな恵みをもって応えてくれるからです。食を節すれば、いかなる悪事や過ちを犯したとしても、一切が許されるとさえ、水野南北は述べています。
◆学校給食 http://p.tl/bo26
今こどもたちの周りには食物があふれかえっています．飢えや栄養失調という言葉は遠いものになりました．しかし不足に替わって、新たな問題がたくさんでてきました．過剰や偏り、習慣化した朝食抜きや夜食、ながら食べ、孤食（家族がばらばらに食事をとる）や個食（それぞれが好きなものを食べる）あるいは固食（いつも同じものを食べる）、食事作法への無関心、食文化（行事食や郷土食）の消失などです．
◆木花咲耶姫（このはなさくやひめ）様からの神示:2012年05月 http://p.tl/kOEG
言霊の乱れからなる、悪波動の共鳴起こらば、順序乱れ、食乱れ、地球の形態乱れ、全ての歯車が噛み合わぬなり。 食の乱れは性格の乱れに ... これから先は、人と人とが手を取り合い、助け合わねば生きられぬ世となりけり。
◆●食の乱れを慎む http://p.tl/tpFT
「山嵐」は今日の柔道には決して見る事の出来ない、特異な業である。従ってその業の裏には食べ物と密接な関係があるのではないかという結論に達した。
西郷四郎が天神真楊流・名倉堂の粟山昇一の指導を受け、津川にいた頃一体四郎が何を食べていたか、それは実に興味深いものである。恐らく貧困に喘ぎながら食したものは穀物を主体にする根野菜や葉野菜、それに川で取れる小魚でなかったかと思う。また、これは人間が神より許された食べ物であり、霊的神性を高め、半身半霊体に導く唯一の食べ物である。
人体は「食の化身」であり、その食する食物でその人間の性格や実体が解る。肉食主義者は往々にして食を乱し、その結果、魂の波調が粗くなると考えられている。
◆日木食文化の研究について - 内閣府（Adobe PDF） http://p.tl/W4dk
食文化に関しては、素材・調理・器・調理器具・料理素材・作法、その他様々な要素があり、其れ等を総合的・体系的に研究スべきだろう。とくに日本における食文化の特性を知るためには、その形成過程を、歴史的明らかにしていく必要がある。ところが、そのために必要な体系的基礎文献は、極めて少ないと言わざるを言えない。