10/28日鎌仲ひとみ監督、「内部被ばくを生き抜く」の上映会を開催しました。
鎌仲さんも来て下さり、福島のこと、チェルノブイリのこと、これからどうすればいいのか、
たくさんお話ししてくれました。
今回は、エナジーグリーン株式会社様から、グリーン電力500kwh分をお譲りいただき、
上映会の電力(の一部?)をグリーン電力でまかないました。
雰囲気も和やかに・・・
もりもりイヴェントでは恒例になってきました。
もりもりママさんによる手作りおやつコーナー。
「ご自由にどうぞ」とありながら、となりにカンパかごを置いたら、
たくさんの方がカンパを下さいました。
ありがとうございました。
被災地支援グッズコーナー
自家製ソーラーパネルの展示コーナー。
ところが・・・
上映開始数分後、DVDが動かなくなるハプニング!!
急遽、2回目の上映後に演奏予定だったzodiacさんに演奏していただき・・・
そして、無事上映開始。
上映後は鎌仲さんと、浪江町から避難してきているアイサさんとのトーク。
海に拡散した放射性物質。
自分達で出来ることと言えば、お魚は、測定して、安全だと分かっているものを選ぶこと。
大型の魚よりは小型の魚の方がいいであろうことなど、お話ししてくれました。
10年間、お母さんが放射性物質に気をつけて、できるだけ少ない物を選んで子どもに食べさせた場合と、
そういうことに無頓着で、全く気にせず(知らずに)、放射性物質がすこしずつ含まれた食べ物を食べ続けていた子どもがとでは、10年後の健康状態に差が出て来るであろう事。
今ではなく、10年後を考えて欲しい。
少しずつ毒を盛っているような状態なのだと言うことを。
二回目の上映後は、監督との質疑応答とzodiacさんのライヴ。
会場から出た質問の中で、栃木では焼き物が盛んだけれども、
汚染された粘土、汚染された木を使って焼き上げている。
そうして出来た放射能の器が、出回っているんだ、というお話をされた方がいて、
食べ物だけでなく、器もか・・・!と、ショックでした。
食べ物にしろ、器にしろ、やはりそれらの放射性物質から身を守って行くには、
顔の見える、信頼できる産地の物を買うこと。
大量消費の時代は終わり、
人とつながって生きていくことが、
これからの時代を生き抜いていくことだということです。
それと、もう一つ。
福島の子ども達を保養させるには、
チェルノブイリの事から学ぶと、
子どもは、一年間に24日間を2回。計48日。
線量の高い地域から、少ない地域で、保養することで、
体内の放射性物質をある程度排出できること。
本当は文科省が福島の子ども達に対して、それを義務付けるのが一番いいけれど、
国は守ってくれない。
24日間は難しくても、何日でも、線量の低い地域で、保養し、
線量の低い食べ物を食べるだけで、いくらかでも違うのだから、
今は、市民レベルで動いていくしかない。
あしたの森でも、今年の夏に福島から6人の子ども達を受け入れましたが、
やはり、これは続けていきたい。続けて行けたらいいと、本当に思います。
出来る限り協力していきたい。
そして、トークの後のライヴ。
映画にぴったりの曲から、
最後はDNAを守ろう!の歌(曲の題名を忘れちゃいましたが・・・)でみんな盛り上がり、終了!
ライヴ中、なぜかこんな時は仲のいい二人。
のりのりでした。
さすがに一日中ハイテンションだった末っ子はおねむです。
皆さん、お疲れ様でした!