Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

今夜は早稲田大学混声合唱団第68回定演

2023-12-20 23:17:00 | 早稲田大学混声合唱団
今夜は早稲田大学混声合唱団第68回定演でみなとみらいホール。
最終ステージのモーツァルト「レクイエム  」から書けば、いい演奏だったがやや深みがたらなかったかな。ぐっとくるところが少なかった。
でも昨年聴いたBCJのモツレク、見事だけど20人の合唱より、今日の早混70人の厚みのある合唱のほうが聴きごたえがあると何度か思った。が、女声陣の半数しかいない男声陣が要所で迫力不足だったなぁ。
と、こう書いてるって。早混をBCJと同じレベルで聴き比べてるわけで。つまりそういうレベルの演奏だった。

ソリストでは昨年に続いて欧州から帰国・出演の榎本桂子さんが素晴らしかった。こういう方がOGって早混すごいね。
体調不良の八尋和美先生が指名して後を託した江上孝則先生、いい指揮をされてました。わたしが参加してるドイツレクイエムの本番も江上先生が振られるのでしょう。

1ステ、2ステはとってもよかった。
上田真樹と三宅悠太の作曲作品で聴くのは初だったが、いい合唱曲というより、すごい現代音楽というのがふさわしい。
そしてこの作品を歌う若者たちのピュアな歌声のなんと美しいことだろう。どんなに高い技術を持っている大人のプロの歌手たちにも決してないものだ。
この1ステ2ステスは本当に素晴らしいものだった。学生合唱団こそ最高の現代音楽を演奏できるのではないか。そう思った。

ところで今夜来ていたわが早混同期は僅か3人。1、2年上下の年次でも数人とはねぇ。ゲージュツしてないんか、健康介護などいろいろ問題抱えているんかわからんけど。ちょっとさみしい。そう思った夜だった。
































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