横浜紫友会合唱団の定期演奏会、終了。
台風接近で心配しましたが、神奈川県立音楽堂は7割くらい埋まっててホッ。
プログラムは、源田俊一郎の混声合唱のための童謡メドレー「いつの日か」から。
日本の合唱曲を歌うのは、早稲田大学混声合唱団の在籍時代以来なので、楽しかったなぁ。
終わって控え室に戻り、みんなで、まあまあだったよね、って(笑)。
そして20分休んで、いよいよドイツレクイエム 。この大曲が歌いたくて1年前、ここに入ったのです。
待望の、なが〜いレクイエム。
積年の思いをかみしめつつ歌って、やがてエンディングが近づき。グッと来るものがありました。
多忙ななか聴きに来てくださった畏友、中里エリカさんが示唆されているように、このドイツレクイエムは単なる鎮魂歌ではなく、人間の苦悩や儚さ、働きと忍耐、そして慰めと報いと喜びを表現する、いわば《生者のためのレクイエム》。
終演後ロビーでは、中里さんから嬉しい感想とお花までいただき感激。
ロビーはすごい人でその他の友人は確認できず。
でもソリストや家人、それにタイムリーにパースから帰国中の娘と記念写真。
ドイツレクイエム偉大なり。感無量。歌えて良かった。
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■横浜紫友会合唱団 第18回定期演奏会
§演奏曲
源田俊一郎 混声合唱のための童謡メドレー「いつの日か」
ブラームス 「ドイツ・レクイエム」作品45
§出演
指揮:葭田晃
ソプラノ:吉村華織
バリトン:武田直之
ピアノ:小川万里江
打楽器:秋場一宏
オルガン:渡部聡
合唱:横浜紫友会合唱団