呉には1週間も居なかったのに、昨夜は帰宅しても何か自分のウチじゃないみたいな変な感じ。今朝はよく晴れわたっていて、ハートと境川沿いを散歩したらやっと自分の生活に戻ったよう。
Novaのレッスンを受けてから東銀座へ。帰省してもう見れないなと思ってたMet・LVカルメンの最終日。
映画館LVは3度目で、Metカルメンもガランチャ、ラチヴェリシュビリエを観ているので、幕が開いてもサプライズ感はなく落ち着いて観はじめてたって感じ。
ミカエラのクルジャックがアラーニャの奥さんとはサプライズ。何で恐れることがのアリアは秀逸で、ミカエラって十分観せどころあるんだなと再認識。
タイトルロールのマルゲーヌは、ガランチャもそうだったんだけど、淫売度が低くいのがちょっと不満。淫売度という点ではラチヴェリシュビリエが一番。とはいえ、だんだん迫力が出てきて、最後のホセとの絡みは素晴らしかった。カーテンコールでも、見たか、ってな自信溢れた表情してたのが忘れられません。
でもやっぱりアラーニャでしたね。その人物に乗り移ったような演技、溢れんばかりの情感をたたえた歌、本当にすごい。
Met・LVはオペラじゃなく、やっぱ映画だけど。でもこんなのを観せられたらやめられないね。