ミハスには二時頃に着きました。マラガの南西にあり「白い村」として有名な街だそうです。山の中腹に白塗りの家が広がっています。マラガから日帰りの観光スポットとして人気があり、近年はドイツやUKから、温暖な気候に惹かれて移住してくる人が増えたとのことです。確かにかなり暑くて陽射しが強いです。
バスを降りるとどこからともなく金管楽器の演奏が聞こえてきました。狭い路地はたくさんの人で溢れています。今日は毎年九月に行われる守護聖女ビルヘン・デ・ラ・ペニャに捧げるお祭りの日でした。
高台にあるレストランでランチです。スペインの名物だという「ソパ・デ・アホ(にんにくのスープ)」がでてきました。まったく匂いはなく美味しいです。その後はカジキマグロのソテー。お店のお兄さんが片言の日本語を駆使して楽しませてくれました。
食事のあとは地中海の素晴らしい眺めを堪能できる見晴台に行って、それから街を歩きました。小さな街ですが、土産物屋がたくさんあります。ペーニャ広場にはお祭りの特設ステージが作ました。これから夜にかけてお祭りはますます盛り上がっていくのでしょう。でもぼくらはそろそろグラナダに向う時間です。再びバスに乗り込みました。