先日、雪の日にワンズをシッコのために外に出した。
屋根雪がだいぶにせり出してきているので危ないなーと思いながら、
「凛太郎危ないからもっとそっちいき」と言うやいなや、屋根雪が落ちてきて、落下地点にちょうどエリザベス・カラーをつけた凛太郎がいた。
凛太郎は瞬間、横に飛び退いて、雪の飛沫を浴びた程度だった。そして落下して、ちょっと盛られた雪の上にわざわざ登ってシッコをした。
一方ハクは昨シーズンに屋根雪の直撃を受けた。
それから非常に警戒していたにもかかわらず、今シーズンもあまり降らなかったのに、一度屋根雪落下に遭遇している。
運が悪いのか、カンが鈍いのか。
以後、ハクは雪が降る日は、なかなか外に出ない。玄関ドアをあけてやっても、玄関の上がり框に形のよいお座りをして、お座り状態のまま外の様子をうかがっている。
ある時は少し進んでドアまではやってくるが、そこから外の様子をうかがうだけで、やはり外に出ようとしない。
普段はシッコでなくても、何度も外に出たいハクだが、雪の日は屋根雪トラウマが相当濃く残っているようだ。
屋根雪の直撃を受けたら、凛太郎の方がよほど危ないと思うので、ハクの方には注意が薄くなる母の責任かもしれない。
怖いもの知らずより、怖がりのほうが危機回避はできるとは思う。
しかし、ハクは散歩中に車が来ても「おいで」にすぐに反応しない。
昨日の散歩時、団地の十字路で向こうの方から車がきているのに、その方向をじっと見たまま、車がそのまま止まらなかったら轢かれる地点で、相手が何者かを見定めようとするかのように立ち止まっていた。
田舎道で道路を横切ろうとした鹿が、向かってくる車を見かけた時に、道路の真ん中で車が止まるまで立ち止まってこちらを見ている姿にも似ている。
鹿にもとっとと道路を横切って渡っていくのと、立ち止まったままじっとしているのとがいるようで、通りすぎるだろうとスピードを緩めないと事故に繋がり、物損事故になることがある。鹿にあたって車が全損になった人が知り合いに二人もいる。私は急ブレーキで難を逃れた経験がある。
鹿は動いてこちらに向かってくるものが、何モノであるかを確かめずにはいられないのか?恐怖ですくんでいるのか?
動物の視点で、自分よりはるかに大きなものが迫ってきたら、それを認めた時点ですくんでしまうのか。
少なくともハクを見ている限りは恐怖ですくんでいるようには見えない。でも引っ張らないと動かない。
動物の視点は、ニンゲンよりはるかに低い。
子供の頃は低い視点で世界を見ているから、道路もすごく広く見えたけれど、大人になってその広く見えたところに行ってみると案外狭い道路だったんだなと思うことがよくある。視点の高さに寄って世界はちがって見える。
小さい凛太郎には、母ちゃんはさしずめガリバー的に巨大な存在なんだろうけど、何もかもデカく見えて当たり前だからたいして恐怖は感じていないのかもしれないけれど、相手が何者であれ、散歩中は動く物体を見ると吠える。これは怖いから吠えるんだろうという見解をとる人が多い。
飼い主は、「母ちゃんなんか動いてる、あれあれ」と教えてくれているのか、怖いから吠えているのか、今もってわかっていない。
最後に、明日は今日に比べて2度から9度気温が低くなるそうです。体のギアチェンジが効きにくい今日このごろ、読者の皆様、どうかご自愛くださいね。花粉もたくさん飛ぶみたいです。
ではまた明日
読んでいただいてありがとうございました。
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