小松菜はアクが少ないから茹でる手間が要らないので昔からよく利用しています。
ところが最近、生協から購入する小松菜は見るからに気持ちの悪いほど緑が濃い。
でも、アクが少ないはずと、そのまま油揚げと一緒に煮てしまったら、苦い!
この苦さはカラダに毒?と検索をかけてみました。
苦味は肥料に与えられる硝酸性窒素が原因のようです。
こういう記事を発見
植物(作物)は、
光合成によって造られた糖とリン酸により
窒素をたんぱく質に変える事で成長して行きます。
窒素を多く与えればそれだけ作物は濃い緑色になります。
なぜそうするのかって ?
それは、「緑黄色野菜は色の濃い方が栄養がありそうに見えるから」 なんだそうです。
( また、作物を早く大きく育てるために必要以上にたくさん蒔いてしまうということもあります。)
窒素は土壌中に硝酸態窒素として存在→作物が栄養として取り入れる→成長を止められた段階 (収穫時) で使い切れなかった硝酸態窒素が作物中に残る
体内で毒性の強い亜硝酸Naに変わり、たんぱく質・アミノ酸と結合して更に強力な発ガン性を持つニトロソアミンを形成する
血液中でヘモグロビンと結合し中毒を引き起こす( 酸素欠乏症 )
WHOでは硝酸態窒素の安全基準として
体重1kg当たり3.5mgまで摂取しても大丈夫としています。
山ほど食べなければ危険ではないのかもしれません。
でも、どんなに少量でも身体に良くないものは取り入れたくはないですよね。
それに野菜の検査では、100g中20,000mgもの硝酸態窒素が検出された事もあります。
すべての野菜が検査を通っているわけではない以上、安心は出来ません。
ちなみに亜硝酸Naの経口致死量は成人で0.18g。青酸カリ(0.15g)と殆ど変わりません。
またニトロソアミンの発ガンの数値は体重1kg当たり0.059mgです。
茹で汁が黄色く変色したら、それは毒が溶けだしている証拠だそうです。
小松菜といえども、緑色の濃すぎる野菜は茹でることが必要ですね!
茹でてもまだ口に気持ち悪かったら捨てた方がいいかも。
ちなみにビタミンCは亜硝酸Naの毒性を殆ど還元してくれるそうです。
茹でて食べたら、ほとんど安心なのだとは思いますが、そんなにたくさん窒素肥料あたえないで!と思いました。
また窒素肥料の過剰投与は湖沼や海に流れだし、富栄養化を起こし、赤潮を招くそうです。
さらに肥料中の窒素は地下に浸透して、地中微生物の作用で硝酸に変化し、それが世界各地で深刻な地下水汚染をもたらしているそうです(炭水化物が人類を滅ぼすより)。
滋賀県には近畿の水瓶 琵琶湖があります。
肥料にも気をつけていただきたいと心から願います。
ではまた明日
読んでいただいてありがとうございました。
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