市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

布花展

2012年05月15日 | 展覧会情報
3月の終わりに植えられた田んぼの稲が、
5月の風にそよいで、気持ちのいい風景が広がっています。

何かを描きたい(書きたい)人も、
何かを作りたい人も、
あんまりしたい事もない、という人も
何だかウズウズするようないい季節。
そんな時は「夢たまご」においで下さい。

今週の夢たまごは美しい花のアートの展示を行います。

布花展華麗なるアートフラワーの世界

展示期間:5月15日(火)~5月20日(日)

開館時間:10時~18時(最終日は17時)




「アートフラワー」と聞くと、どんな花?と思います。
「布花」と聞けば、あ~、布で作る花ねと納得ですね。
出展者の澤田真理子さんは、となりの高鍋町在住の方で
夢たまごでの作品展は初めて。

会場には、淡い白とグリーンを基調にした、
限りなく優しく、どこまでも細やかな美しい花が咲いています。


さわやかな澤田真理子さん。とっても手先の器用な方。



次の作品は、大きなリースの一部。
製作日数6ヶ月とのこと。
バラ1輪の花びらが30枚40枚と重なって出来ています。
全体のデザイン、色合いなどももちろんオリジナル。





結婚式のブーケと、小さな小さなウエディングドレス。
こういったもののパーツとしてのお花も、お仕事として作るそうです。
お部屋に飾りたい作品です。



コサージュなどの小物コーナー。
特に女性にはたまらない作品がた~くさん!
カジュアルからフォーマルなものまで、
寄り目になるほど近くから見たくなる繊細さです。
バッグ、ランプシェードなどの作品もありますよ。



作品を作るにあたって、先ずは布選び。
基本は絹の生地。厚みも様々に。
すべて染めるそうです。
しかも10色くらいを混ぜて…
思った色にならない事もあるとのこと。


次の作品は小さめの額。
ビーズもあしらって、木の実が愛らしくちりばめられています。
作品が出来上がる直前が最も嬉しい時ですって。
大変なのが、花や花びらにコテをあてて、
立体的に形にしていく工程だと聞きました。
小さいもの程ね。


アートフラワーを習い始て12年。
ご近所の方が玄関に飾っていたのに魅せられて始めたとのこと。
中学生のお嬢さんが結婚する時の、ウエディングドレスを作るのが
目下の楽しみと澤田さん。
今は、知り合いに頼まれれば教えることもするそうですが、
子育てが終われば仕事として、教えることもしたいとおっしゃっています。

他にアメリカンフラワー、パッチワーク、ドールペイントなどなど、
いろいろな事に挑戦し、実力を身につけていらっしゃいます。
購入ご希望の方は、澤田さんにご相談下さい。

初日の今日は宮崎日日新聞の取材もありました。
金曜日の朝刊に掲載の予定です。

皆様、どうぞ「ギャラリー夢たまご」においでいただき、
直接ご覧下さいませ。
お待ちしております。




次回の展覧会のお知らせ

展覧会名:第23回 瑞鵬書道会展

展示期間:5月22日(火)~5月27日(日)









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フルートの音色が流れる街

2012年05月15日 | 日記
先週5月11日の夜の「芳賀正和フルートリサイタル」は、
~「歌の翼」による幻想曲~から始まり10曲の演奏でした。
アムの予想をはるかに超えるプロの音色に
仕事も忘れて聴き入ってしまいました。



それにも増してビックリしたのは、
私たちの親分(!)の目指している「文化の発信」に対する情熱。
会場にいらっしゃった各界の方々も感心され、
体調も万全でない親分を気づかっておられました。

うちの館長は、常々「文化が衰退したら、街も衰退する」
が口癖で、「夢たまご」が、皆さんにかわいがっていただければ、
街は必ず元気になると、
来館者・出展者に感謝しています。



今回のリサイタルは、
芳賀正和先生ご夫妻の地元に対する愛情と、
12日西都市文化ホールで行われた「伊東マンショ没後400年記念事業」
に参加された、ダルシマー奏者の小川美香子さん(芳賀正和さんの後輩)の応援に
駆けつけられることを機に、急きょ決まった次第です。

また、伴奏者の大河内依子さんのご理解とご協力により、
こんな素晴らしいリサイタルが実現し、
1時間20分がアッという間に終わりました。



無伴奏曲「シリンクス」では、静まりかえった館内に
フルートだけの透き通るような音色が広がり、
私には、街なかまで流れていったと思われました。

ちなみに、CD「宮崎てげてげ音頭」(歌・水木大介)の中に、
「焼酎哀歌(エレジー)」という曲があります。
この作曲者が芳賀先生。
「39枚の年賀状」という映画の挿入歌として演歌調ポップスに作ったそうです。



後半は、日本の曲です。
「荒城の月」は、一段と素敵な音色(私が好きな曲だから?)。
芳賀先生も「僕の好みの曲が並んでいます」とおっしゃっていました。
高音が続く所など、物悲しくもあり…。

アンコールは「ふるさと」。
胸の高まりにジ~~ンと震えるようなかすかなお客様の歌声…
すばらしい夜でした。

そして、我が館長の希望に燃えるハートで、やけどしてしまったアムでした。

ご来場下さった皆様ありがとうございました。











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