庭の地面をジ～ッと観察するのが楽しみな季節です。人間って（と言うより私ってかな？）勝手なもんだな～とつくづく思うのです。
都会で土とあまり縁のない生活をしていると自然が恋しくて、
どこかの小さな土手に見つけた１～２本のつくしんぼうに感動して
「あ～春だよ！誰よりも１番に春を見つけた！私、ラッキー！！あぁかわいい！！！」なんて思ったものでしたのに…
今ここに住み、おびただしい数のつくしんぼうが庭にて…イヒヒ～と誇らしげに笑ってるのを見るとね～
感慨にふける間もなく、（うわ～！なにもこんなに生えなくてもいいのに
草取りどうしよう
）…そんな現実的な事を考えている者もいる一方、
絵描きさん達はキャンバス抱えて野に繰り出し
ある人はカメラを片手に歩き、ノートとペンを持って一句を詠みに出かける人もあり
さ、私も草のこと忘れて誰かの刺激をもらいにでかけましょう。
皆様は、ついでに「夢たまご」にもお寄り下さいね
今週のギャラリーのお知らせです
水彩クラブ「絆」作品展
展示期間：３月１８日（火）～３月２３日（日）
開館時間：１０：００～１７：００ （最終日は１６：００まで）
「絆」の講師をされているのが清野憲一先生。結成して１１年目とのこと。
清野憲一先生作・「桜島大根」
出品者のご紹介 （敬称略）天神忠男・楠元幸憲・杉尾政秋・岩本藤男・高橋孝子・有田サワ子・佐藤美鶴・小森郁子
押川和子・税田啓一郎・山口裕子・山田祥子・倉永君子・井上千賀子
楠元幸憲・作 「高取山の三葉ツツジ」
西都市の西都原古墳群の奥にある広大なツツジの群生地。４月下旬になると山全体がこの絵の通りの色に染まります。
あのミツバツツジの優しい色のトンネルをくぐって歩くとどうなるか…
山のてっぺんに着く頃、首が痛くなります
それ程に圧倒的な美しさなのですよね、楠元さん
天神忠男・作 「山桜」 岩本藤男・作 「静物」 
「絆」の活動は夜のため、外に出てスケッチという機会が少なくてどうしても静物を描くことが多いそうです。
私アムも思い出します。
水彩画講座初日にモデルとしてテーブルの上に鎮座していたのがパンでした。
細長いのとまん丸で７～８センチ高さのと２つ。どちらも１色。
とまどいました
人が描いてるのを覗き、講義を聴いて影の部分、明るい部分の塗り方などを学んだわけです。単純な色ほど難しいものですね～
展示会をなさる方々のレベルの高さを実感しているこの頃です。
押川和子・作 「郁子」
会場には１４名の作品を計４２点展示。静物、植物、人物、風景、デッサンなど。
中には「点描」という技法の絵も。
どうぞお誘いあわせて、また、お買い物のついでにお寄り下さい。
出品者の方々が皆様とお話ししたいとお待ちですよ
次回の展示会のお知らせ
展示会名 ： 水彩クラブ「麦」作品展
展示期間 ： ３月２５日（火）～３月３０日（日）
