市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

写真5人展

2013年05月28日 | 展覧会情報
去年より4日早く、西の都あたりは梅雨入りだそうです。
シトシトと降る雨に大喜びしたのが紫陽花や、田んぼの稲やカエルたち
降って困る人、降らないと困る人…
立場が変わると気持ちも変わりますね。天気一つとっても。
そんな季節になり、今週の夢たまごは
写大好きという方々の展示会です。
5人五様の、ここだ!という、こだわりの瞬間の作品をご覧下さい

写真を楽しむ5人の会
写真5人展


展示期間:5月28日(火)~6月2日(日)
開館時間:10時~17時 (最終日は16時まで)

                                                  会場風景
      

「写真を楽しむ5人の会」は結成10年目とのこと。
5人みんな揃って、時に一人や二人で
九州中をカメラ片手に写真行脚するそうです

出展者のご紹介
(左より)末岡敏男・河野幸子・藤澤喜美代・児島正卓・新名英住 の皆様

 「朝のもぐり橋」 末岡敏男・作

となりの高鍋町の小丸川にかかる“もぐり橋”。
寒い冬の朝(7時半頃)。何日も通って、この瞬間を待ってシャッターを押す
気が長いといけないのかと思いきや、逆だそうですね。
魚釣りも短気な人が向く、と聞いたけど同じ?
夏ではなく冬。一番美しいそうです。
いつもと変わらぬ1本の橋…
でも、実は毎日違う風景。
水面の波も、そこに映る空の色も、橋を渡る人々の姿も刻々と変わる…
作品を見ていると、そんな事に感動すら覚えます。
“もぐり橋”…しずみ橋とか、潜水橋などとも言うそうですね
台風などで水かさが増すと、水面に沈むところからついた名前だそうです。
その際は、役場の職員が“手すり”?などを撤去。
上流からの流木などが当たって橋が壊れないように、
それらが沈んだ橋の上の方を流れていくように…
先人の知恵ですね

「浜辺の詩」 藤澤喜美代・作

これは何だろう?寄ったり引いたりして見ましたが、わからず。
藤澤さんに聞きました。
砂浜で波が引いたあと砂鉄により、このような面白い模様ができる事があるそうです。
私、浜にはよく行きますが、こんな所に意識がいったことがなくて…
さすがですね~
自然に出来た模様とは思えない、誰かのアート作品みたいな不思議な写真です。
左の作品は魚眼レンズ使用。


 「西都原の春」 河野幸子・作

西都原の写真を撮る方は多いですが、
これは魚眼レンズを通しての作品。
私、なぜか空の広さや地平線までも感じてしまいました。
こんな写し方もあるんですね~。美しい

  「田の神群像②」 児島正卓・作

県内えびの市にある壁画?陶板画だそうです。
こちらの西諸地方は“田の神様”が多く、それにまつわる行事も多いとか。
展示作品の中にもこれらの作品が多数ありますので、
後日この神様について書きたいと思います。

 「長老の出番」 新名英住・作

“田の神様は”、出番が来るとお化粧してスタンバイ。
新名さんの作品も、カラー、シロクロともに
「山のくらし」や「ヌード」など様々あり、楽しくなります

今日は初日ですが、朝からとても賑わっております。
朝のうちに宮崎日日新聞の取材もあり、
明日29日掲載予定とのこと。
29点の展示です。
皆様もどうぞご鑑賞にお出かけ下さい



次回の展示会のお知らせ

展示会名:西海市の紹介パネル展

展示期間:6月4日(日)~6月9日(火)

※なお、6月1日(土)は、午後6:30~
ぞろ目ライブを行います。
詳細はブログをご覧ください。
チケット好評発売中
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