ダンディークラブの行事

弟子：師匠、郵便が来てましたよ！

師匠：ム！！　郵便が来ることの喜びを、
　　　今まで知らなかったが、こんなにうれしいとはのぉ。





師匠：どれどれ・・・
　　　ムム！ダンディークラブからじゃ。
　　　「年間定例会のお知らせ」か。





弟子：一月の「新年あいさつ会」から始まるんですね～。
　　　あっ、次回は「ダンディーな帽子を買いに行く会」ですか？





弟子：ちょっと前に大臣が見せたような帽子買うんですかね。
　　　キザで笑いましたよ。

師匠：バッカモーンッ！！
　　　ダンディーには、帽子とロングコートとマフラーが
　　　かかせんのじゃっ！





弟子：そんな格好の集団がいたら、
　　　マフィアだと思われますよ・・・

師匠の好きな音楽

師匠：ムーーーー　ムムー・・・
　　　うーむ・・・　ムム・・・・





弟子：さっきから唸ってますが、どうしたんですか？

師匠：ムム　ダンディークラブの入会申込書に、
　　　自己紹介欄があってのぉ、「好きな音楽」欄に
　　　何を書いたらいいかわからんのじゃ・・・





弟子：何かないんですか？
　　　演歌とか、ジャズとかで好きな曲？

師匠：いや、ワシはあんまり演歌とか聞かないからのぉ。





弟子：じゃあ、好きなジャンル書けばいいんですよ。

師匠：ム！そうか！その手があったか！！





師匠：「三三七拍子」っと、これでいいぞ！

弟子：し、ししょう・・・
　　　「三三七拍子」は音楽のジャンルじゃないです・・・
　　　そもそも「三三七拍子」が好きって何なんですか？？

師匠はダンディー？

弟子：おはようございます、師匠。
　　　手紙が来てましたよ。

師匠：ム！ついに来たか！！





弟子：何が来たんですか？

師匠：ム？ダンディークラブの入会申込書じゃ。





弟子：ダンディークラブ？
　　ひよっとして、師匠が入会するんですか？

師匠：あたりまえじゃ。
　　　この世にワシぐらいダンディーな男もおらんじゃろ。





弟子：ぷーーっっっ！！

師匠：バッバッカモーン！
　　　おぬしの目は節穴かー！！これだけ一緒にいて、
　　　ワシのダンディーさがわからんとは、情けない・・・





弟子：ダンディーじゃなくって、頑固おやじじゃないですかねぇ。

師匠 新たな出会いを求める

師匠：ム～・・・
　　　最近どうも頭の中が
　　　マンネリ化している気がするのぉ。





師匠：新たな出会いでも探してみるか。
　　　何かサークル活動なんてどうじゃろうか？





師匠：「フラダンス同好会」　「書道研究会」
　　　「囲碁の会」「将棋クラブ」・・・
　　　　ム～あんまり新たな世界って感じでもないのぉ。





師匠：「竹馬クラブ」「七並べ愛好会」
　　　「二人三脚で日本縦断しよう会」「円周率暗記の集い」
　　　「明るい暗部」　「ドス恋同好会」・・・
　　　なんだか入りにくそうじゃな。





師匠：ム！
　　　「ダンディクラブ」じゃとっ？！正しくワシ好みの会じゃなぁ。
　　　よし、これに入会しよう！！

　　　　　　　＜水曜日に続く＞

きれいになった？

パックしたら、お肌すべすべじゃ。
これから、毎週しようかのぉ～