朝から酒

師匠：ウウィィ～





師匠：ム～酔っぱらったわぃ。




弟子：うわ、師匠、朝から酒なんか飲んだら体に良くないですよっ！！

師匠：バッカモーーーンッッ！修業で飲んでるんじゃっ！！　
　　　おぬしも飲んでみろ！！




弟子：今どき弟子に酒を勧める師匠なんてパワハラですよ！って、え、これ水じゃないですか！！

師匠：じゃから、水を飲んで酔っ払うっていう修行じゃ！！
　　　もう一杯どうじゃ？

男に二言はない証拠

・・・・・・・・・・・




弟子：あれ、もうこたつ布団しまっちゃうんですか？

師匠：ム、今年は温かいし、寒くなったとしても修行になるからのぉ。




弟子：でも、すごく寒くなるかもしれないし、寒すぎて風邪ひくかもしれないですよ。
　　　一度しまったこたつ布団を再び出すなんてカッコ悪いんで、しまわない方がいいんじゃないですか？

師匠：ムムム・・・




師匠：男に二言はないんじゃ！！　
　　　　その証拠に、ひもでがんじがらめに結わいてやるぞっ！　これでどうじゃっっ！！

弟子：ひもなんて、すぐにほどけるじゃないですか・・・

カニが食べたい 2

師匠：ムムムムム・・・・・・・・・・・




弟子：師匠、おはようございます。　あれ、どうしたんですか、朝から冷や汗なんか流して。

師匠：バッカモーーーンッッ！！
　　　おぬしがこの前言っとった、シラスの中に入っているカニを探して、
　　　方々のスーパーをまわり、5000円分ぐらい購入したのに一匹も入っとらんかった。
　　


弟子：うわ、そんなに探したんですか？

師匠：カニどころか、シラス以外のもんは一ぴきも入っとらんかった。なんちゅう世知辛い世の中じゃ。




師匠：こんなことなら、普通にズワイガニ一匹買って食べたほうが安かったわぃ。

弟子：でも、シラス大量に食べられるんじゃないですか。

師匠：ムゥ、あれはあれでカニにひけをとらんから、不幸中の幸いかもしれんのぉ。

カニが食べたい 1

師匠：ム、カニが食べたいのぉ。




弟子：カニですか？　冬が旬ですからねぇ。
　　　しかし、最初に言っときますが、わたしにはカニが買えるようなお金はないですよ。

師匠：バッカモーン！　




弟子：サワガニとかとってきたらどうです？ただですし。

師匠：バッカモーン！！　食べて大丈夫かどうかわからんものは、食えん！！




弟子：じゃあ、シラスの中に入っているかにの小さいのならいいんですか？

師匠：ムムゥ！


つづく

節分に一言

年の数だけ豆は食べきれんのぉ～　ウプッ